ゼミの教授に第一印象は笑顔が大切と言われたので笑ってみると、「表情が硬い、目が笑っていない」といわれた。笑えと言われて、面白くもないのに人は笑うのだろうか。印象が大事だとよく言うが、俺の第一印象はすこぶる評判が悪い。正確に言うと、意識して頑張っているとき以外の、いわゆる素の自分が初対面で出てしまっているとき、第一印象はすこぶる悪い。今でこそ仲は良いが、ゼミの友達からの第一印象は最悪だった。「一生仲良くならんと思ってた」「めっちゃ怖かった」「スマホをいじっているときの目が殺人鬼のソレだ」などと最悪である。3つ目に関しては、「目が細いから仕方ないやろがい!この切り口みたいな目のせいじゃ!おんどりゃ!お前らも切り口にしたろか!」と言いたくなるが、これが世の中だ。このハンデを受け入れて生きていくことが人生ハードモードを突き進む私に課せられた神様からの使命なのだ。なんでこんな思いをしなければならないんだ。前世で江戸を火の海にしたのか。燃える江戸が悪いわ。江戸め。ふざけるな。いい加減にしろ。俺を徳川の子孫にしろ。

だがしかし、表情が硬いことは認める。昔は表情が硬すぎて「機関車トーマス」というあだ名がついたぐらいだ。「トーマス」と呼ばれた時は「うるせえ!!轢き殺したろか!!」などと相槌を打っていたことを覚えている。俺かておもしろいことがあれば笑うわ。目の前で大爆笑したろか。就活の面接で、手叩いて笑い転げたろか。