大津市立中学2年の男子生徒(当時13)が自殺した問題で、野球ユニフォーム滋賀県警は今秋、いじめをしたとされる同級生を立件する方向で最終判断をする。当初は夏休みの8月中に判断する方針だったが、自殺から10カ月が過ぎ、生徒の記憶が薄れていることもあり、捜索容疑でもある暴行容疑を軸に慎重に裏付けを進めてきた。
県警が注目したのは、サッカーユニフォーム学校が男子生徒の自殺後に実施した全校生徒対象のアンケートの回答だった。このうち、記述が多かった昨年9月29日の体育大会での暴力行為について強制捜査に着手。これまでに当時の2年生を中心に約300人から事情を聴いた。
男子生徒が鉢巻きで後ろ手に縛られているのを見た、野球パンツと記名回答した同級生の女子は今年7月末、県警の事情聴取を受けた。現場となった市内の陸上競技場の地図が広げられ、目撃した場所にペンで印が付けられた。「男子生徒の状況や表情、鉢巻きの色まで尋ねられた」という。オーダー野球ユニフォーム聴取は3時間半に及んだ。
