またまたワインネタで恐縮ですが、一応ワインブログをやるつもりだったので、またワインネタです。


今回の記事は面白くないかもです。たぶん、だからなに?って感じかも笑

でも興味がある人にはすごく刺さりそうな内容だと思います。


それは、ポマールというブルゴーニュの村についてです。カタカナはあまり自信がないのでPommardと書きますね。


今回、Pommardの作り手でもトップを争う1人である、Domaine Courcelに行ってきました。

(アクセスは一般的に不可の模様…、今回は運良かったです)


Pommardという街はワイナリーが多いながらも、Chateau Pommardがあるなど、綺麗で閑散とした、美麗な街です。

シャトーポマールは改装中でしたが、結婚式にも使われたりします。

これは入り口です…右手にあるのがシャトーです。



肝心のドメーヌはなかなか面白くて、土壌を見せながらテイスティングしたのです。

まずは、Bourgogne のRegionalクラスから。


すみれの花のような香りと、凛とした佇まいを感じる。口に含むと広がる果実感と、凛としたタンニン。かわいさと凛とした要素が両立していて、素直に今、飲み頃だった。少し気持ちばかり冷すと凛とした佇まいが引き立ち、こんなに美味しいならプレミエクリュはいらないと思った笑



次、プレミエクリュ。Grand clos des Epenot, Fremiersを味わう。当主が握った土壌のサンプル付き。


当主によれば、基本的には新樽10%、樹齢50年、Destem(茎を取り除くこと)、Pigeage(ブドウジュースの管理方法の1つ)。

やはりプレミエクリュは硬いが、果実感の強みがレベルが違う。


面白いのは、ポマールの白ワイン。

ポマールに白ワインなんてあったっけか?

ないんだけど、このドメーヌは白ワインを作り、ブルゴーニュの名前で販売している。超レア物。ポマールの中でもムルソーに近いところに植えているとのこと。たしかに、牡蠣も合いそうなほどよい酸味と少しながらのマイルド感。



このあと、当主が秘密兵器を持ってくるといい、ブラインドテイスティング。


ピーチのようなまろやかさの中に隠すことができない凛とした酸味、硬さ、綺麗な薄いレモンカラー。まるでPuligny Montrachetのように感じたが、まろやかさが違う。正解は先程のBourgogne blancの古い生産年、2009年物。いやー美味しい!当主から頂戴し、そのあとは牡蠣とともに頂きました。

ポマールの白ワインを楽しめるなんて、いい経験でした。


最後に、ここの土の標本とともに。

土を食べたらまたさらに深く理解できるようになるのかもしれない笑