終わりが3回くるアルバムの件 | 鷹詩のブログ

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旅の途中、一人の老人と会った
「若いですね!まるで少年のようだ」
老人は、はにかみながら答えた
「少年になるのに80年かかったよ」
過ぎ行く時間だけで歳をとったりしない!
我が名はバイク乗り「ロングライダー」

この前、三重松阪M’AXAで観たCONROD


実は3回目


聴けば聴くほど味が出てくるバンドである



2回目のミュージックファームで買ったCD


「supreme」


この中に収録されている


「IN THIS WORLD」


これを聴いた時は、正直鳥肌が立った


このアルバムに最高の〆曲だと


思ったのだが


何故か最後に「Chocolate」って


また〆にふさわしい曲が被せて


収録されている


この辺は、この前に打ち上げで


YUTAKAさんに理由を聴いて納得したのですが





実は




鷹詩的には、「Cracker」でも


終わりを告げていた


このアルバムは鷹詩的に3回終わるのであるw




これは、YUTAKAさんには話してないのだが

(恥ずかしくてアルコール無しでは話せん!)


(今は呑んでるから書ける!w)


「Cracker」を初めて聴いたとき


鷹詩の中には、ある風景が浮かびました


映画好きな鷹詩なので、それはまるで映画のエンドロールの部分だった




それは以下




昼間の海岸線、直線(たぶん熊野)


の国道(間違いなく死にGo(42)線)


で、路肩で止まる1台のバイク(無論GPZ900Rな!)


ガス欠なのか、配線不良なのか、ブローなのか


止まった理由は分からない


ライダーは、バイクを降り


ヘルメットを脱ぎ


腰に手を当て、空を見上げる


携帯電話でなにか喋ってる


しばらくして電話を切り


溜息をつき、今度は俯く


もちろん空は青い


意を決した様に、ライダーはバイクを押し出す


そのシーンは、ライダーが延々バイクを押して


直線の海岸線道路の路肩で


点になるまで映し出される


そして、映像はそのまま夕方になり


闇が来る


月が海の上に出てる


もちろん三日月





これ、すべてカメラ固定のロングショット


言うなれば、鷹詩的「Cracker」のPV


この曲を聴くたび、このPVが頭の中を巡り


終わり(たぶん旅かな?)を告げる


こんな感じ



※写真は熊野ではありません。もっと先まで真っ直ぐな道がいい


そして、鷹詩的には海と道路の間には砂浜が欲しい





CONROD「supreme」


是非聴いて欲しい、そして自分なりの映像を描いて欲しい