はやぶさといっても、SUZUKIの隼でなく、探査機はやぶさの帰還のニュースについてだ。
昨日の大気圏突入のライブ動画を見ようとアクセスしたが、まあ案の定、アクセス集中で見れず。どうせ、ネット動画は荒いだろうからニュースで見ればいいかとさっさとあきらめ、NHKのニュースを見る。本体が大気圏でバラバラになりながら燃え尽きる姿とカプセルが長い尾を引きながら大気圏突入する様子を見て、感動する。



 私は、熱心な天文ファンまではいかないが、大きな天文イベントがあるときは雑誌やニュースを読んだり、夜中に星空を眺めたりする、一般人としては、結構興味を持っているほうだ。しし座流星群や、毎年見られる各流星群や彗星の接近などは、結構見ている。しし座流星群のときは、一人で山の中の墓地で流星群を見ていたくらいだ。今回のはやぶさの帰還もサッカーのワールドカップの100倍くらい興味を持っている。



 で、今回のはやぶさだが、トラブルに見舞われまくっていたが、なんとか無事帰還して、世間でも注目され、人気も出ているようだ。私もごたぶんにもれず興味をもって見ていた。カプセルにイトカワの破片が入っていることを願っている。



 ただ、ちょっとすれた見方をすると、宇宙開発は数々の失敗の上に成功があることは理解しているが、ここまで、トラブルが多いこと自体が、設計や製作精度に問題が無かったのかと、思ってしまった。今回は、山あり、谷ありだったが、無事帰還したことで、予想外にドラマティックになっただけかもと。



 人間で言えば、受験のときに風邪引いて失敗するは、会社でミスして首になるわの波乱万丈だったけど、なんとか無事乗り切り大往生した人生みたいなもんで、体調管理が悪かったり、うっかりミスだったりと本人にも問題があったのではといったものか。



 まあ実際は、世界初の試みであったので、この程度のトラブルや運が無ければ失敗していたということは、当然のことであったのだろう。
 とにかく、関係したJAXAの方々があきらめずにリカバーした姿勢に敬意を表するとともに見習いたいと思う。これを見た子供たちから、後に続く将来の科学者が出ることを祈る。