2025年2月15日(土)ラブリー寛寛で去年8月に引き続き、第2回目の佐野光洋さんライブが開催され、その昼と夜部に参加しました。

去年8月に開催された佐野さんライブが好評だったため、すぐにこの2回目が企画され実施されたものです。

佐野さんはやはりウルトラマンAでTACの吉村隊員役が印象深い。

その吉村隊員と言えばタックアローに乗っては「脱出」が多かった役柄。

なので佐野さんの呼び出しには、「せーのっ!」の後皆で「脱出!」を大きな声で。

■昼の部セトリ

オープニング

1.恋の季節(ピンキーとキラーズ)歌:林寛子/佐野光洋

第1部
1.イルカに乗った少年(城みちる)

2.オー・チン・チン(ハニー・ナイツ)

3.愛するアニタ(ザ・ワイルドワンズ)

Special Guest 林寛子コーナー
1.ブルーシャトウを君だけに(マイクハナサーズ)歌:SnowValley

  ブルーシャトウ(ブルー・コメッツ)

  花の首飾り(ザ・タイガーズ)

  君だけに愛を(ザ・タイガーズ)

  スワンの涙(オックス)

  夕日が泣いている(ザ・スパイダース)

  長い髪の少女(ザ・ゴールデン・カップス)

  エメラルドの伝説(ザ・テンプターズ)

  想い出の渚(ザ・ワイルドワンズ)

  真冬の帰り道(ザ・ランチャーズ)

  バラ色の雲(ヴィレッジ・シンガーズ)

  君に会いたい(ザ・ジャガーズ)
2.カモンベイビー(林寛子)
3.春のおとずれ(小柳ルミ子)
4.素敵なラブリーボーイ(林寛子)

第2部

1.TACの歌(ハニー・ナイツ/少年少女合唱団うずうみ)

2.初恋によろしく(西郷輝彦)

3.ウルトラマンA(ハニー・ナイツ/少年少女合唱団うずうみ)

4.想い出通り(八代亜紀)

アンコール

1.今夜は咲こう花咲こう(三田明&吉永小百合)

 

オープニングはピンキーとキラーズさんの「恋の季節」

寛子さんがピンキー(今陽子)さん、佐野さんがキラーズになって。

オリジナルではピンキーがメインボーカルでキラーズがコーラスですが、ここは上手くアレンジされてお二人で歌われました。

第1部の「イルカに乗った少年」は意外な選曲でしたし、2曲目の「オー・チン・チン」は問題作ですね(笑)

子供のころはふざけて歌った記憶がありますが、歌詞の内容はもし今自分が歌うとしたら赤面してしまいそう。

寛子さんのコーナー1曲目は懐かしいGSメドレー曲。

どれも聴いたことのある楽曲ですが、自分よりやや上の世代の歌かな?

2曲目の「カモンベイビー」はもちろん寛子さんの歌ですが、当時着ていたGジャンは寛子さんが厚木にある刺繍屋で刺繍してもらったというエピソードも。

背中のドナルドダックが可愛いです。

3曲目は春らしく「春のおとずれ」。

すっかり忘れていた曲でしたが、久しぶりに聴きとても好きだったことを思いだしました。

第2部の1曲目と3曲目はウルトラマンAの挿入歌と主題歌が入っていますが、これはもちろん佐野さんが出演する代表作に使われている楽曲ですが、元のセトリには入っていなかった曲。

第1部が比較的早めに終わったここから第2部の前に佐野さんへの質問コーナーが急遽行われ、佐野さんがこれまで演じた悪役や4月に出演する舞台についての質問と、この2曲が聴きたいとのリクエストに応えてセトリを急遽変更したものです。

元のセトリの歌も気になりますが、この2曲は自分も好きな歌です。

2曲目に歌われた「初恋によろしく」は西郷輝彦の歌だそうですが、全く初めて聴く歌でした。

4曲目は佐野さんが歌い継ぎたいという八代亜紀さん作曲の歌。

そしてアンコールは三田明&吉永小百合さんのデュエット曲。

これを佐野さん一人で歌われました。

佐野さんと言えばダジャレが多いのですが、寛子さんとのトークでも多く飛び出し、夫婦漫才のような感じで面白いです。

選曲は自分の知らない歌も多いですが、第1部の2曲目みたいなのもあり、大いに笑わせていただきました。

 

■夜の部セトリ

オープニング

1.昭和枯れすすき(さくらと一郎)歌:林寛子/佐野光洋)

第1部

1.朝日のあたる家(朝日楼)(ちあきなおみ)

2.叱らないで(青山ミチ)

3.帰らんちゃよか(島津亜矢)

Special Guest 林寛子コーナー

1.春の予感-I've been mellow-(南沙織)

2.HIROKO Summer(SnowValley)

3.再び寛子(SnowValley)

4.素敵なラブリーボーイ(林寛子)

第2部

1.TACの歌(ハニー・ナイツ/少年少女合唱団うずうみ)

2.夜桜お七(坂本冬美)

3.天城越え(石川さゆり)

4.能登半島(石川さゆり)

アンコール

1.もう一度逢いたい(八代亜紀)

 

オープニングの「昭和かれすすき」、まさかこの曲を持ってくるとは思いませんでした。

この歌はやはり歌詞が暗いので楽しい気分が台無しになってしまいがちですが、寛子さんと佐野さんが歌うと妙な楽しさがあって、案外良かったかも。

第1部1曲目は昼の部と同じく「TACの歌」

これは最初からセトリに入っていたのかなぁ?

2曲目「朝日の当たる家」はアメリカの代表的なフォークソングとして知られていますし自分も好きな歌ですが、日本語訳のしかもちあきなおみさんが歌っているとは全く知らず、その歌詞の内容が意外だったのでびっくりしました。

2曲目と3曲目はやはり初めて聴く楽曲。

佐野さんならではの選曲でしょうか?

寛子さんコーナーの1曲目は、南沙織さん「春の予感-I've been mellow-」でしたが、自分的には尾崎亜美さんver.が好きです。

これは化粧品のCMソングだったと思いますが、本当に春を感じるようなさわやかなメロディと歌詞が気に入っており、寛子さんとても素敵に歌われていたので聴き入っていました。

2曲目は1曲目と打って変わって「HIROKO Summer」。

アップテンポでひろこを連発する楽しく夏らしい歌。

春と夏が続いたので3曲目は秋かな?と思ったら、「再び寛子」でしたね。

イントロに使われているトッカータとフーガでは祈りを捧げ、寛子さんが降臨するようなCGは見ていても楽しいです。

こちらも「ひろこ」を連発する曲で、これも楽しいですね。

4曲目は定番「素敵なラブリーボーイ」

これも「ひろこ」コールが欠かせません。

結局、2曲目~はずーっと「ひろこ」って言っていました。

佐野さんの第2部は演歌の定番曲が並びましたが、佐野さんがコミカルでオーバーな仕草で歌われるので、とても楽しく見て聴いていました。

アンコールは八代亜紀さん「もう一度逢いたい」

八代亜紀さんにもう一度逢いたい気持ちが籠っていた気がします。

 

佐野さんのトークの中で、宗教の勧誘では話を一度全部聞いたのち、自分教に入っているから今度話を聞きに来るかと誘うというのに、なるほどなぁと思いました。

 

寛子さんはゲストの方に合わせてお話しするのがとても上手ですが、先に書いた通り佐野さんとは夫婦漫才のように感じます。

佐野さんがダジャレを言って寛子さんが突っ込む、ボケとツッコミが決まっていてトークが面白い。

3回目の寛寛ライブも大いに期待したいですね。