11月27日~12月1日まで公演の舞台「志士たち」を11月29日(金)に見てきました。
この舞台には牧野さんも”女将”の役でご出演。
約2時間30分の比較的長めの舞台、タイトルにもあるようにプロジェクションマッピングを使って効果的に演出し、多めのキャストで物凄く見ごたえのある舞台でした。
「志士たち」は吉田松陰(新藤栄作)の魂を長州人の久坂玄瑞(積田裕和)、井上(保田堅也)、高杉晋作(泉賢太郎)、桂小五郎(宮原奨伍)、伊藤博文(木村恭介)がリレーしていく戯曲。
キャストは他に幾松(えまおゆう)やカブキロックスの氏神一番さんが勝海舟役や女将役に牧野美千子さんも参加。
プロジェクトマッピングや小さな舞台セットを組み合わせ、場面々の雰囲気を盛り上げていましたね。
幕末の混乱期、長州藩や新選組などが登場して、殺陣も迫力ありましたし、堅い時代劇でもあったのですが、出演者たちのコミカルな演技もあって、楽しく拝見できました。
牧野さんは”女将”役でしたが、普段やられている”諏訪商店”の”女将”とは違い、品川宿の食売旅籠屋「相模屋」の女将。
やや違う業種ではありますが、いつも諏訪商店で切り盛りされているからか、こちらの女将も堂に行ったものでしたし、牧野さんの日本髪姿も新鮮でした。
最後には、残った桂小五郎の切ないシーンなどもありましたが、とても素晴らしい舞台でしたね。