芸能生活50周年 仁支川峰子 悪い女シリーズ8「悪い女の流儀」千秋楽行ってきました。


5月15日からスタートし19日の千秋楽まで全9公演、その内18日と19日の昼/夜の4公演を観劇。


舞台は生もの、毎回どこか微妙に違うのも観劇の醍醐味。
特に最後の公演は演者の皆さん一人一人がややオーバーなセリフ回し、そして力の入った演技を見せてくれて、とても良かったです。


いつも由美子さんが出演される舞台では、やはり由美子さんの演技を注目して見ていますが、他の演者さんのセリフの合間の顔の表情を見ていても楽しいですし、ちょっとネタバレになってしまいますが、娘に対して元やくざだった夫の事を隠し切れなかった理由として「背中に入った墨で隠し切れなかった・・・」的なセリフを由美子さんが言いますが、シリアスな場面であるハズが、どこかコミカルな演技によってちょっと笑いも取れる由美子さんならではの演技を見ているのはとても楽しい。


またカーテンコールでは2人ずつ舞台袖から登場しますが、由美子さんは悪徳市長役の市川大樹さんと登場するのですが、大きく腕を左右に広げるとか、劇中では敵役の市川さんと手をつなごうとするとか、田口萌さんの挨拶時でも劇の合間に場面チェンジ時に暗転になった時の由美子さんは、萌さんの背後で萌さんに掴まって移動するとか、共演者の暴露があったりするなど、いい意味で凄く目立つ存在でした。やはり由美子さんは何か持っています。

 

カーテンコールでは感動して泣いて挨拶された水月きょうかさんと


前作では千秋楽の最後の公演で、銀龍会の幹部役 福家ノリマサさんがそれまでと違う演技をしてそれがとても面白かったので、今回も期待していましたが特に変化がなかったのは少し残念。

ただただ今回も最後はスカッとする内容で、とても良い内容でした。
演者の皆さん、スタッフの皆さん、素敵な舞台お疲れさまでした。
また次回に期待しています。