を観て来ました。
 
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本作品は、小学館『ビックコミックオリジナル』に連載の石塚真一さん原作漫画を映像化したらしいですが、正直漫画は全く知りませんでした。
 
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世界の巨峰を若くして制覇し山岳救助ボランティアの島崎 三歩(小栗 旬さん)と、新人山岳救助隊員の椎名 久美(長澤 まさみさん)が主演の映画ですが、三歩のキャラクターが実に良かった。
三歩は山が好きであり、人間が好きなんですね。
要救助者に対しは常に励まし、あるいは死亡していても遺族の元に返したいとの思いから、一見非常に見える行動をとりながら、実は救助を待っている人や遺族のことを思いやる。
要救助者でも死亡しても、『よく頑張った』と言うねぎらいの言葉は感動です。
そして山を嫌いにならないでほしいと言う気持ちらからか、要救助者に対しては笑顔と共に『また、山においでよ』の言葉をかけるのですが、これがまた良いですね。
一方の久美は最初こそ三歩の行動に疑問を持ちながら、次第に理解して成長してゆきます。
 
何と言っても、小栗 旬さんの少年のような”笑顔”が良かったです。
一度山で遭難した人は、なかなか戻ってこないと思いますが、三歩のような人に救助されれば、山が嫌いにはならないでしょうし、いつか戻ってくるかもしれませんね。
 
小栗 旬さんは、ナイスなキャスティングだったと思います。