今日は、KONAMI 絶版名車コレクション(たぶん)より、1/64 コスモスポーツ です。
先日の日記ではコスモスポーツについてはとりあえず終了のはずだったのですが、またまたワゴンセールでみつけたのでGet して来ました。
冒頭に書いた通り、おそらく『絶版名車コレクション』辺りの1つだったと思いますが、詳細は不明です。

ガンメタのコスモスポーツです。
今までのは白ばっかりでしたが、初めて違う色を入手。
実車でもあった色でしょうか?

トミカのコスモスポーツは1/60でしたが元々実車が小さいので、ミニカーとしても小さかったのですが、これは更に小さい。
このミニカーの全長は約64mmちょっと。
一方トミカのは約70mmでした。

ライト・カバーもしっかりクリア・パーツなのは良いですが、さすがにこのくらいアップにすると、やや粗が見えます。
どうしてもプラスチックの厚みが出てしまいますが、小さいので仕方ないでしょう。
しかしセンターにあるマツダや左側の車名のエンブレムは、ちゃんと塗り分けられています。
エンブレムなどはよ~く見ると、”m”と読めなくも無い。

リアもこの通り。
バンパーを境に上下に分割された特徴のあるテールランプがよく分かります。

ドアは開かないので中はよく見えませんが、ハンドルのリング部が茶色くなっています。
多分ウッド・ステアリングだったのでしょうね。
良い感じです。
最近の車はエア・バッグがあるので簡単にハンドルが交換できないですが、ウッド・ステアリングもオシャレ。
まぁ個人的には太目の握りで本皮のステアリングが好みですが、こうしたレトロなスポーツカーにはよく似合います。

シャーシーです。
特にドライブシャフト等々の彫刻は無く、唯一マフラーのみ。
見難いですが”KONAMI”と”2005”の刻印が見えます。
真ん中にネジ穴がありました。
おそらく台座があったと思いますが、中古のため付いていなかったです。
他には更に小さく”MAZDA COSMO SPORT (L10B) ”とあります。
つまりは1968年以降の後期型ですね。
後期型はラジエターグリルの形状が変更になり、ブレーキ冷却口の新設やホイールベース,トレッドが拡大になったそうです。
エンジンも110psから128psにパワーアップして、最高速度が180km/hから200km/hに伸びているよう。

特に大きな仕掛けはありませんが、サスペンションは利いています。
そんなに高価なミニカーでは無かったと思いますが、ライト・カバーやテール・レンズはクリアーパーツですしバンパーはメッキパーツで、食玩のおまけ(だとすれば)にしては良いものだと思いました。

メーカーの技量や価格によって製品のデキはピンキリですが、1/64と言うのは多くのメーカーからも出しているスケールですし、細部まで造り込まれた統一スケールのミニカーは並べて楽しめ、置く場所が限られている人にとっても良いコレクションになりますね。