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フルタ製菓の「スタートレックフィギア2」より、「US.S. ENTERPRISE NCC-1701」です。
スケール不詳ですが、測定すると約1/2190。
全体的には良い雰囲気ですが、細かく見ると不満点が。
 
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円盤部(第一船体)は中央部から外に向かって微妙なカーブを描くのですが、表現が足りてません。
特に下面は大分平らになってしまっています。
また、STAR TREK THE ORIGINARL SERIES(TOS)のエンタープライズ円盤部下面はノッチ(notch)が無いのですが、写真で見てお分かりの通り、円盤部に円錐を付けたみたいに二分割になっています。
このエンタープライズは恐らく、後のシリーズ「STAR TREK: DEEP SPACE NINE(DS9)」のスタートレック30周年記念エピソード「伝説の時空へ」で出てきたエンタープライズをモデル化したようです。(後から新作された?)
こちらの方は明らかな境界線があります。
因みに前出の「POLAR LIGHTS 1/1000 ENTEPRISE」はノッチが無いタイプですので、TOS版をモデル化していそうです。
前の日記の中身写真で、丁度円盤部下面のパーツが見えますので、微妙なカーブを描き、しかもノッチが無いのが確認できると思います。
 
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次に、ワープナセルを支えるパイロンは真っ直ぐなのが正解ですが、これは外に向かってカーブを描いてしまっているので、イメージが違います。
 
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第二船体の最後部にはハンガーデッキがあり、ここからシャトルの発着を行いますが、残念ながら表現されていません。
 
船体の色は映像で見るとつやのある白ですが、薄いグレーでグラデーションが付きつや消しになっています。
そして円盤部の登録番号「NCC-1701」と「U.S.S. ENTERPRISE」の文字は小さ目ですね。
 
第二船体前部にあるメインディフレクター(銅色のパラボラアンテナみたいな部分)の、中央にある棒はもう少し細いと思いますが、強度の関係から無理かも。
 
入手当時(2003年頃)はこれしか無かったので特に気にしていなかったのですが、改めて見直すと気になる部分が沢山あるのは残念です。
しかしコストを考えると、そこまで細かく言うほどの物ではないので、仕方ないですね。