カプリコン・1をDVDで観ました。
大昔にTVでやっていたのを観た記憶があり、物凄く大雑把なストーリーだけ覚えていたのと何となくSFぽい雰囲気から借りてみたのですが…
話としてはまぁまぁ面白いです。
注意=ここから、ネタばれ=
人類初の有人火星探査宇宙船カプリコン1号の打ち上げ間際に、生命維持装置に問題が発覚。
だけども政治的問題から、中止も延期もしないで搭乗していた3人の宇宙飛行士達は茶番劇をやらされる羽目に…。
表向きには、打ち上げ~火星着陸~帰路と途中まで順調だったのに、最後の地球への再突入で事故が発生し、3人の宇宙飛行士は残念な結果に。
しかし本当は『大芝居』を演じていただけなので、3人は無事であるものの表向きには死んだ人間になってしまったことから、身の危険を感じジェット機で脱出します。
ジェット機には燃料が無かったため砂漠の真ん中で不時着、そこから3方向へバラバラに逃げた3人でしたが、2機のヘリコプターに乗った追っ手により、うち2人が捕まってしまい残る1人が追っ手に捕まりそうになるのですが、このカプリコン1計画に不審を抱いた記者によって救い出されます。
この記者は捜索するためにチャーターした農薬散布用おんぼろ複葉機に乗せ、ヘリコプターを振り切り自分達のお葬式会場に登場すると、中継していたTVカメラが宇宙飛行士に向けられ無事が確認されるところで、めでたし、めでたし。
=ここまで、ネタばれ=
この後、政府はどうなったでしょうか?
あまりにも茶番過ぎて実際にはやらないと思いますが、本当にあったらミットモナイしこんなアホな政治家がいる国だったのかと、ガッカリしますね。
さて、おんぼろ複葉機とヘリコプターのチェイスですが、中々の見所です。
そして何処かで似たシーンを見たなぁと思ったら、「インディペンデンス・ディ」でウィル・スミスが乗るF18戦闘機が宇宙人の宇宙船を振り切る時に、減速用のパラシュートを開いて敵の目を遮り、崖に激突したのを思い出しました。
しかし、2回目のブログにして「SF」でも、ましてや「スタートレック」の話題でもない…。