10月16日(木)~19日(日)に築地本願寺ブディストホールで公演されている「劇団未成年 第17回築地公演 その風のグレイフォン~極楽の余り風~」を18日(土)の夜の部を観劇しました。
去年第16回公演の「死神からの贈り物」に続いて劇団未成年さんの舞台は2回目になります。
震災で大切な人を失った家族や友人の想いを、1台のグレイフォンが伝えてくれると言うファンタジーです。
舞台はとある町にある居酒屋「海彦」
震災で離れ離れになった妻 由紀(水沢有美さん)を探す源太(水島涼太さん)の物語。
そこへ源太の苦悩を救おうと小野篁(石垣恵三郎さん)とヒミコ(水沢有美さん 二役)が現れます。
不思議なグレイフォンによって源太と由紀のお互いの想いが伝わるのか・・・?
震災後の源太と由紀の運命は・・・?
暗転の間にさっと涙を拭いましたが、すごく感動して涙が止まりませんでした。
でも有美さんのチャーミングな笑顔と演技がいつも素敵ですし、小野やヒミコのコミカルな演出等によって笑いもありました。
主演の水島さんも素晴らしいです。
この舞台は2011年の大震災や毎年のように起こる震災の被害に心を痛めて創り上げたそうです。
先日も約15年ぶりに平成23年の東日本大震災による津波で行方不明になり、令和5年に見つかった骨片から身元が判明して家族の元へその遺骨が返されたニュースが報道されましたが、何年経っても大切な家族、友人・知人への想いは消えないものだと思いました。
自分も震災ではありませんが、未だに忘れられない苦い経験があります。
人は突然亡くなってしまうことがあります。
あのグレイフォンのようなものがあればなぁと、しみじみ思いました。
素晴らしい舞台でした、ありがとうございます。
水沢有美さん、水島涼太さん、ご出演の皆さん、お疲れさまでした。
感動の舞台、ありがとうございました。
アフターはこの日会場にいらした寛寛でご一緒する星野さん、渡邉さんと、千秋楽で前説をされるインディさんで、有美さんを囲って軽くお食事しました。
普段渡邉さんとはお話したことがなかったのですが、思わぬことがきっかけになりました。
そして皆さんと色々お話させていただき、楽しい一時を過ごせました。
特に星野さんにはご馳走になり、ありがとうございました。
また、寛寛やその他の機会ではよろしくお願いいたします。