いつも見ていただき、ありがとうございます。

 

先日、テストランの際に感じたフロント周りの違和感について、原因を確認しようと思います。

 

まずはフロントをジャッキで持ち上げてみて、ホイールを回してみます。

 

クルクルクル~・・・・

 

とはいきません。

 

むしろ、

全く回りません!

 

ブレーキの引きずりかな?ということでキャリパーを外してみます。

少しマシになりましたが

回りません!

 

手を離すとピタッと止まります。

 

しかし僕は余裕です。

なぜなら、

そんなことは想定内だぜ!ざまー見ろ!←?

 

早速ホイールを外してベアリングを点検しますが、もちろん手で回せる状態ではありません。これは要交換です。

 

途中、長年使っていたスナップリングプライヤーが折れてしまうというハプニングがありましたが、安物のペンチを加工して対応しました。

 

なんとか作業も終了。

 

 

次は引きずっていたブレーキです。

揉みだしてクリーニングしようかな・・・

 

!!

 

プライヤーでピストンをくわえた跡があるやないけ、ワレ!!

 

・・・次から次に前オーナー(整備したバイク屋?)のずさんな整備が明らかになっていきますね。

 

さすがにピストン交換までは準備していなかったので、今回は洗浄後にグリスをすりこんで戻し、また出しては戻し、と何度もやっていきますが硬ってぇ!!!!

 

これは秘蔵っ子のZXR750キャリパーを使う時がついに来たか・・・!!

 

それはまた次回にすることにして、「こんな状態のバイクなのに、フォークオイルだけはきれいだね」っていうことはまずないと思うので、覚悟を決めてフォークオイルを交換することにしました。

 

フォークの取付ネジをゆるめるために一旦ホイールを組み付け、ジャッキから降ろします。

ホイールを外す際にも同じことが言えますが、ジャッキアップした状態でボルトを緩めたりしていると、力を入れた際に車体がグラッと来たりして怖いです。←経験者

 

ボルトを1本緩めた後、少し締め付けてやや強めの仮止め状態にし、次の1本を緩めた後、また仮止め・・・という作業を繰り返します。

*「まずはネジを全部緩めて、その後一気に仮止めするぜ!」とやると、そのうちに車体がスコーン!と沈むので危険です。←経験者。個人的には自分の間抜けさに笑える状況なのですが、結構大惨事です。

 

それからフォークのトップキャップも緩めておきます。

ここはフォーク単体にしてしまうと意外と緩めにくいので、あらかじめ車体についている状態でいったん緩めておいた方が楽だからです。

 

ちなみに、このトップキャップですが、四角い穴が開いています。

皆さんがどのようにして緩めておられるのかわかりませんが、僕は12.7sqの差し込みがついたブレーカーバー↓で緩めています。

結構しっくりくるのでよろしければお試しください。←これが基本なのかもしれませんが・・・。

 

そしてお楽しみのフォークオイルとご対面。

写真は白い綿みたいなものにしみているので色がわかりにくいですが、出てきたものはほぼヘドロです。

 

そろそろ夕方になってきたため、このあとは大慌てで組み付けました。

結果、ブレーキの引きずりは解消されず、やはり違和感も残りました。

 

次はオークションで落としたボロいZXR750のキャリパーをオーバーホールして組み付けたいと思います。