キャブを掃除してももちろん調子は変わらず。

 

そこで、以前乗っていたGPZの時にはドツボにハマったキャブの調整に着手。

その時の教訓から、

1、1度に触るのは1か所だけ

   何か所も触ると、良くなっても悪くなってもデータとしての信用性が下がります。

2、その日のうちに何パターンか試すのではなく、しばらく乗ってから次のパターンに変更する

   いろんな状況で乗ってみないと「ここは良くなったのにここは悪くなった」という多角的なデータがとれません。

3、燃料を濃くするにせよ薄くするにせよ、大きく振ってみてからその後に刻んでいく

   最初から刻んでいると変化がわかりにくく、時間もかかります。

   よほど極端にガスを薄くしない限りは壊れないのと、極端に間違った場合は結構すぐわかります。

4、簡単なことからやってみる

   結構パイロットスクリューの調整やニードルの上げ下げで反応は変わります。

   それだけで許容範囲までつめることができたら、それが一番です。

 

ということで、とりあえずパイロットスクリューの戻し回転数を2+1/4から3回転にしてみます。

 

アイドリングは150rpmほど上がり、排気音も太くなった気がします。

さらに好転する兆しが・・・!!

 

3速か4速で発進しているような細いトルクだったのですが、グッと前に出ようとするようになりました。

結局2000rpmから3000rpmにかけてのボコ付きは消えなかったのですが、信号待ちからのスタートは明らかに少しまともになっています。

 

パイロットスクリューを調整した場合、混合気(空気+ガソリン)を増減しています。

結局濃くて調子が悪いのか薄くて調子が悪いのかはつかめないままなのですが、出口は見え始めました。