特別に教えて
ブログを始めたきっかけは?
マグボトルのいれたての麦茶をのみこむ寸前で、ゆっくりお茶を飲みながら、で火傷したままのみこんじゃった。
すすって冷まして飲もうと思ったが、のみこんじゃって火傷。
ブログを始めたきっかけはこの一つ前に書いちゃった。タイミング悪いわたしならでは。
でもほんとの素は、Amebaのモグ。
今もやってるのかな。
2012年、元親友に誘われてゲームなんて無縁のわたしがはまりにはまったクソゲー、モグ。
平和主義というか去勢済みで生まれた私にとって、バーチャルの中でダイノオトナが本気で憎み合ったり喧嘩したり陥れあったり団結力の達成感を疑似体験できるという、それは刺激のつよいあそびへのいざないが有った。
今のルールは知らない、存続してるかさえ。じぶんのお家のテーブルに好きなメニューを並べてお客さんに食べてもらったり自分が食べにでかけたり。そんなことしか覚えてないが、途中から課金システムが始まり、いつしか重課金アイテムという天井知らずの課金闘争が激化し、ゲーム自体の能力がなくとも銭さえ積めばその世界で崇められるという裸の王様がそっちこっちに跋扈した。
わたしの元親友は課金ゼロでトップクラスのチームにいたが、なにか彼女がチーム内の標的になりイジメに遭うという考えられないアクシデントが発生した。
鼻っぱしらが強く、ゲームに課金する奴はバカと言い放ち、チーム内のチームとしてトップランキングに入る為の厳しい決まり、掟に物申したらしく、チームの女王様にとって元親友は青天の霹靂、めのうえのたんこぶと化して総スカン+総イジメにあった。
ゲームも恋と同じで、熱中してる華の時に不本意に離脱、諦めざる得ない状況に追い込まれると烈火の如し鬼となる。
チームを離脱し負けん気のつよい彼女は、ねずの体制でゲームと一体化して個人ランキングには上位に入った。
むろん私もお付き合いでねずの協力。
そして彼女はアンインストール。
わたしは彼女にも問題はあると思っていたが、能力に嫉妬してコメント欄で親友を嘲ったり誹謗中傷する女王様以下ダイノオトナ達を憎んだ。
彼女はアンインストールしてスッキリ、もうわたしバカだったわとまで言い、平静を取り戻していた。
だが、わたしはゆるせなかった。
親友の汚いことばを借りるなら、【(馬鹿)のくせにていをととのえるな。】
どうせ現実は淋しいいかずごけのおばさん。
きっとデブスよ。
ゲームしかたのしみないんだろうね。
って、おまえらじゃーーんって思うよね。思ったの。
元親友はなに言われてももうどうでもいい、それよりアンタもいい加減やめたら?と言う。
あたらしいいっしょにたのしめることはじめたいなー、なんて怒りのもって行き場がない。
もはや、わたしの闘いになっていた。
わたしの元親友は超絶美人です。
わたしの元親友は世界一しあわせと夫を賛辞してます。
わたしの元親友はゲームにお金使うような奴は馬鹿とトモダチの私も含めて馬鹿にしてました。
わたしの元親友は、、、、、。
思い出してもヘドだが無意味なバーチャルの生々しい人間関係。今はむかしとすかしたていの元親友も彼女が属したチーム面々もおおばかもの。
元親友の美しさより美しいひとがいたなら勝負するよ。
と、トンチンカンに怒りモードがやまず、ゲームでは晴らせない能力不足を文面で復讐することにした。
ゲームが日常を侵して、日常さえヒエラルキーを形成するとは。
やってるのはおばさんおじさん、わかもの、主婦、ニート、病人。エネルギーの出し場がモグ。
どんな憂鬱な日常をおくっているのか、わたしなりに文字で晒してわらいものにしたかった。
女王様のブログを拝見したが見栄っ張りってことのみ、理解できた。ハイブランドのコスメ、バッグ、香水、地名はセレブが好む街名がたびたび登場。
ならひとつでも写真あげろとつっこみたいがそこは下品になるのでやめて、遠回しに遠回しに人格をひとりひとり罵っていった。
そして超絶美女という名誉回復も。無課金のランカーだったことも。そして自慢するほどの優しいイケメン夫の在ることも。
元親友は、そんなわたしに呆れるやらばかにするやら、しかしひとりいくさは暫く容赦なく断行した。
そして平静を私が取り戻した時、モグをアンインストール。
ブログは友とのマジ遊びのはみだしから始まった偶然の産物。
母の抗がん剤治療中でわたしの精神の息抜きも必要だったからこそ、分不相応なゲームに熱中したことも理由のひとつ。
敢えて今おもう、モグはたのしかった。
大人ならたのしいだけのゲームのはずだった。