ぎりぎりに到着したのに一番乗りだった。

わたしのすきなせんせい。

ひとをすきになる理由は分からない。

わかる必要もない。面談をキャンセルしたことを詫びた。

せんせいは『体調どう?』と。

、、、、。あまりよくないですがだいじょうぶです。

曖昧な返事をした。


昨日は参加者が少なくてよけいに濃密な時間が過ぎた。

今の自分のあるがままを認識できていることが大事、と先生は悲惨な状況にあると話した私へのアンサーをくださった。

そっか。そっか。そっか。

その言葉がすべて。昨日参加してよかった。


甘えるのではない。

でも自責と虚無とすこしの死への憧憬が、沈下した。

せんせい、ありがとう。あなたはせんせいです。