今日もあたまをいためてる。

昨日も今日も一昨日もまともに眠った気がしない。否、おそらくほぼ寝てない。

デエビゴは効かない。眠らせず効能だけを覚醒時にもずっと残して集中力がでやしない。

誰にも文句は通じません。

現住所がここにないから書類を集めるのも難しい。相手方はそれぞれの事情なんて耳を傾けてたら仕事は永遠に終わらない。


それはできません。できかねます。申し訳ございません。

からっぽの大皿は満たされない。

だから現実逃避してせめて一夜のふかいふかい眠りを欲しいのに、薬なんか効かない。

ふらついて一昨日何につまづいたかわからず前へぶっ倒れた。

いたーいもいわずじーっと痛みがおさまるまで待った。

起き上がって裸になって貼れる箇所に湿布を貼った。

右手は肩から指先まで何ヶ月もイカレてるので、転び方さえ老人の如し。

目の前に柔らかいプラスチック籠があって、それに左手と左側体幹が載ってクッションがわりになってよかったんだと思う。

転び方のわりにこうして二足歩行できてる。

それともご先祖さまが守ってくれたのか、それほど痛手はすくなかった。

昨日はカウンセリングを断り受診のみでミルタザピンを半錠に減らされた。デエビゴで寝れない。寝れないのに効果だけは起きてる間もあって辛いと。クソッタレって言いたいがのみこんで。ミルタザピン半錠にしてくれても私飲んでません。サインバルタものんでません。

もう薬はデパスだけでいい、薬漬けにして何も治らないじゃないの。せめて寝かせてよ、デエビゴももうのみたくないが飲まないとピリピリの神経のまま朝がくる。

それで死にたくなるからせめて飲むが、薬の残った感じで肝心要に集中できないなんて甘えかい?わたしの。

だれにもいえない。だって私の闘いだから。

マッサージに行きたい。私離婚したらマッサージの仕事したい。でも右手がイカレれてた。指の握力も弱ってる。アハハハ。

望み理想夢は遠く、時間が追い詰める。


木嶋かなえのはなしを親友は私に何度かした。山口県の誘蛾灯の死刑囚の女の話もした。デブスの女が男を手玉に取って大金をせしめたり、連続殺人を犯したりした例を耳に伝えた。


親友はわたしに、したたかなずる賢いデブスに成ってほしかったのだろう。なれるかいや。わたしのなかに埋め込まれている善という悪がそれをさせやしねーんだよ。だから踏みにじられて騙されて奴隷にされたんだよ。わかってる。

だが親友のアホッタレよ、ねぇ、それがわたしなんだよって言いたいのよ。埋め込まれたものを信じる以外できない。


男も女も異性愛者は【得体が知れない】相手に興味をもつ。

興味は探究心になり、探れど探れど掴めない得体ならばいつしか恋になり、虜になる。

虜になったら分別を失う。我をわすれる。

嘘を身に纏った女ほどうつくしい。

美しいよりいいのは謎めいてること。得体が知れない謎多き女の本質が嘘単体と、それに育てられた裏打ちのない自信がデブスを光り輝かせ、大金は横流しされる。

トタン板の隙間から両手をこすり合わせるだけの少女じゃ波にのまれて玉になって転がされる側の人間になる。


それでも。

誘蛾灯でもない、木嶋かなえでもない。

たまのなれの果てで、わたしとしてこの世のなかと闘って死にたい。死刑も病死も老死も自死も同じでも横峯さくらのパパには反発する。

無駄足踏みまくって玉のわたしが得られる死はわたしだけのもの。



わたし、がんばって。