イギリスでは50ポンド札を出して支払うと、店員が偽札ではないか光にあてて確認していました。
50ポンドは日本円にすると約1万円ですが、向こうの金銭感覚では5千円ですので、たいした金額ではありませんが、それでも一々確認するほど高額紙幣は使われていない様です。
代わりに使われているのがクレジットカードあるいはデビットカードです。
お店やレストランの多くでは写真の様なハンディターミナルが普及しており、その場でカードを差し込んでICカードの暗証番号をお客が打ち込んでPINを確認しています。
消費生活評論家の岩田先生が主催する「ICカードとカード教育を考える会」 に私も参加しており、毎月の会合に出ていますが、以前の会合で幹事の山本さんからイギリスのICカード普及率はほぼ100%になると報告がありました。
このハンディターミナルなら安価で普及できるので、これがICカード100%にするために役立っているのだと思います。
参考になる出張でした。