レ・プレリュード 6月30日版 | 蒲郡フィルハーモニー ヴァイオリンのページ(別館)

レ・プレリュード 6月30日版

すいません。サボってました(TωT)
かわべくん、ブログ係サイコーです!ありがとうございます。よろしくお願いします。━─━─━─━─━─

本日は、6月16日指揮者練習と6月30日弦トレーナー練習をいっぺんにお送りいたします。色を分けていきますので、目がチカチカしないよう、部屋は明るく、画面から離れて御覧ください。

Andante弦全員でunis.なので、低弦の音にのりましょう。リードしてはいけません。
○4ツ振り
3-7小節・・・3小節3拍目裏(=符点4分音符の直後)の8分音符から、拍をとりなおして。これは、符点4分音符で音を伸ばしたあと、そのままtempoが延び延びになってしまうからです。
その後は、拍子をとらないで一気にいく。6小節目のアタマの音は、管に渡すまでのばして。記譜上、8分音符4コずつのカタマリで書かれ、ボウイングの都合で3つに分けていますが、元々は1Bowです。.弓が3mあって、全部スラーだったら・・・と想定して、そういう音色を目指しましょう。6小節目の「poco riten.」のriten.はrit.でなくritenuto。だんだん遅く、ではなく直ちに遅く、の解釈。
全員、最後がA線で終われるように、指番号の工夫、確認をしましょう。最初のCが2、5小節目アタマのAが1、というのが6月30日の練習で御指導いただいた指ですが、終わりがA線なら全員同じでなくとも可。指番号が分からなかったら、練習時に楽譜を御覧下さい。
7小節目の最後の符点4分音符はちょっと盛り上げて(poco cresc.)。やり過ぎはダメですよ。
2拍目裏でちゃんと音をとって。短すぎ、長すぎでなくジャスト2拍目裏。

12-17小節・・・できたら終わりはA線で。・・・「できたら」と言われると、まず自分を外してしまうそこのあなた!頑張れる内は頑張りましょう。

19-28小節・・・音程ヤバし、リズム感ヤバし。不安感爆増(ノω・、)。

29-30小節・・・16分音符をかなり後ろにつけて。そしてBowingはアップから入って、4分音符ですぐかえす形。なのに、legatoに、音が跳ねないように弾く。難しいですが、これも原譜は、2拍間1Bowなんです。原譜のアーテキュレーション通りの音色にする=偏りすぎないで弾きましょう。

34小節・・・パート譜には印刷されていませんが、総スコアにはこの小節に「molto rit.」があります。書き加えておいてくださいね。

Andante maestoso
弓1番元で。置かないで弾く。力んで弾かなくても、1番元で弾いていれば勝手にゴリゴリ鳴る。移弦があったり、pos.移動があると、弓がだんだん真ん中に行きがちです。1番元にいられるように、常に意識しましょう。
拍のアタマ、カタマリのアタマをハッキリ出す。36小節や40小節のような拍とカタマリのアタマが合わないところは、こんがらがらないように要練習。
cresc.、accentoは派手に。
46小節・・・1小節間かけてdim.できるように、46小節アタマはまだちょっと大きめで。音が堅くならないように、legatoで弾く。45小節のdecresc.で小さくしすぎないように注意。ゴリゴリ弾いた直後なので、1拍ずつのスラーが闘うモードのままなんです・・・。45小節で闘争心沈めてください。っていうか、このAndante maestosoは「春の気分と愛」の詩なので、ゴリゴリ弾きながらも、決して闘ってはいけませんo(TωT )。
47小節に入る前、Celloをよく聴いて。Celloを待つ感じ。

L'istesso tempo 47-66小節
平均化的に。
53小節から54小節に移るとき、多分ちょっと「ま」。
63小節から・・・ここからの1st Vnは、固定のpos.では弾けません。特に最初の63小節においては、3音ずつpos.が移動しないとスラーで弾くのが成り立たないです。6月30日に、私の楽譜を参考にしていただいたのですが、いっぱい一緒に試行錯誤しましょ。ステキな指番号、大募集中です・・・(TωT)。

L'istesso tempo 67-108小節
67-69小節・・・やわらかく、かたくしない。これも指の問題ですよね・・・。
70-77小節・・・弓先で。すかすかの音色で。弓は大きめに使う。1st Vn、8分音符短すぎないで。音色はすかすかだけど、vib.で大事に終わりましょう。2nd Vn、飛び込まないで。例え1st Vnや周りのパートが狂っても、我関せず冷静でいてください。

D.78小節から・・・すごく小さい音量から始まる。すかすか弾いていて、ヤッタ!久々のメロディ♪って、嬉しさが音量にならないようにしましょう。
84小節・・・タイで拍を数えない。
パート譜にはありませんが、総スコアには84小節の後半から「poco a poco accelerando」の記載があります。6月16日に指揮者から御指示アリ。「84小節からのaccel.は、主に85、86小節後半の8分音符で'追う感じ'。そして90小節でa tempo」。

Allegro ma non troppo
○2ツ振り
Sul tastで。弓の毛たおして。

Allegro tempestoso 違ったらごめん。楽譜のスペルがミスプリな気がするo(TωT )
Celloのリズムに引きずられないように、意志をしっかり持ちましょう。
133、136小節の4分音符は長めに。staccatoの基本的な解釈としては、「記譜されている音符の半分の長さで弾きましょう」、クサビ型のstaccattissimoは、「4分の1の長さにする」です。このリズムパターンの終わる140小節のアタマは8分音符ですよー。

141小節から・・・accentoの前の音と切れないように。ここも、元々原譜には1小節間でスラーがついているのを、Bowingの都合で変えたのですが、切れてしまう悪条件が3つ揃っています。1.弓をかえしている。2.移弦がある。3.音間音程が5度なので、同じ指で取り直している場合が多い。どうしたらうまくいくかは、初めてオケにのられる方も含め、必ず自分で試行錯誤してください。

155小節から・・・弓1番元で。強い音が、力まずに出せるように「元」にいるはずが、元にいる上、さらに力んじゃったりしませんか?ここに来ると、右肩が上がっちゃうな・・・という経験をお持ちの方、要注意ですよー。

Allegretto pastrale
I.227小節auf tactから・・・弓元1/3
235小節から・・・227小節同様、弓元1/3。弓をはずませて弾く。ぶつけたり、カスカスに跳ぶ状態でなく、弾力感がある感じがいいと思います。
238小節・・・D-F-D-B-G-B=2-4-2-1-3-1/240小節・・・2-4-2-4-2-4 フレーズを崩さずに弾く指番号です。移弦の箇所など、これを参考に各自研究あるのみ!
243+246小節以降・・・ここも元1/3ではずませて弾く。

K.258小節・・・弓中
267小節・・・A.Cis.E(AM)の和音の中で弾くので、Cisの音程をAを基準にとる。

Poco a poco piu di moto sino al Allegro marziale
L.294小節から・・・Gのキザミ音、3つずつのスラーに変更になりました。音はつないで。ここの3div.の分け方について、まだ未定です。誰がどう当たるかも分かりません。皆様、お願いだから下の段も練習してください(TωT)。

312小節から・・・かたくなく。ケッケッケッケッケッケッって弾いてるなあって、自分で思いました(ノω・、)

Allegro marziale animato
accentoはスピードでつける。accentoで弓半分使うつもりで。音階の最後の音をちゃんと聴いて終わるようにする。躊躇したりビビったりして弾くと、勢いが損なわれ(accentoがなくなる)、指が回らず(音階にならず)、お互い音階のバトンの受け渡しができず、「ニャー・ワーニャー・ワー」猫と犬の会話(ケンカにすらなれない)になりますo(TωT )。
356小節はsubito.p。ここをsub.pにするために、355小節は1拍目で全弓、2拍目は真ん中までの半分で。
370小節以降・・・2分音符が響くように。今、音がちゃんと取れないのは、無理矢理なfingering使っていらっしゃる方が多いからではないでしょうか・・・?
399小節から・・・accentoにvib.かけて弾く。アップの8分音符を突っ込まない。ついつい走りたくなるところですが、逆に踏ん張りましょう。

416+417小節の装飾音符付き8分音符・・・弓は1番元から。装飾音符では弓をごくごく少量に、8分音符でaccentoがついていますので、圧力を加えないでスピードでaccento。
8分音符にはsttaccatoもついているので、使いすぎないようにしましょう。無理に使いすぎたり、かと言って強引に止めたりすると、大変危険ですので、弓をあげて弦から放して、短く強いけど美しい音を作りましょう。
リズムとしては、8分音符が拍のジャストにくるようにし、かつ装飾音符がフライングしすぎないようにする。