基本的には、我が子は、学校が楽しく毎日健康なら一番嬉しい。
しかし、そこにちょっとはプラスも欲しいのが親というもの。
勉強も中より上であるとか、自分が子どもの頃よりは良くあってほしいとか、他の子よりもちょっと評価が良くあってほしいとか……。
思えば私が子どもたちに水泳を習わせたのも、「私が人並みには泳げなかったから」。
私のような、プールが怖い(プールの授業が地獄な)人間にはなってほしくなかったから。
子どもがやりたいとかやりたくないとか言い出す前から毎週通わせ始めたので、子どもたちにとっては自分たちが今、泳げることは「当たり前」。
プールに入ることは怖くもなんともない。
私からしたら、それはなんとも羨ましい。
自分たちの水泳がまさか、お母さんのコンプレックスが出発点だとは、子どもたちも思いもしないはず
「自分が○○だったから子どもには(子どもにも)~~であってほしい。」
「自分が△△じゃなかったから子どもには✕✕であってほしい。」
親ですから。
我が子にそう思ったことがない人は、少ないでしょう。
みんなひととおり泳げるようになったし、泳ぎのタイムを無理に極めなくてもいいよ。
そのかわり、お母さんが溺れたら、助けてね