ナイアガラの滝と虹と花火に祝福された選手達
ナイアガラのホテルから深夜電話が入る。もっとも日本では日曜の昼、「新婚さん、いらっしゃい」の時間だが。8月1日の終日掛かったウィザード・カードゲームの世界選手権大会が無事終了したとの報告である。昨年度六本木ヒルズ会場で、日本選手権大会を見事勝ち抜いた楊万里くんを連れて、当社の部長が日本代表で参加した。
ナイアガラの夕刻から夜のとばりへの景観は息を飲むほど素晴らしい。まんまえの、その名も、シェラトン・フォールス ビユー・ホテル。ナイアガラにかかる虹が空から覆いかぶさり、花火が頭から降ってくるよう。前夜祭はそのオープン・バルコニーで選手達が親善パーテイだ。今年も晴れの天気で良かった。
5年前から始まったこのカードゲームの世界チャンピオンシップ・トーナメントも今年で5回を数える。発明者であり、大会の主催者であるケン・フィシャーは電話口で、“Great!”と感激。ボード・カードゲームの世界で自分のインベンションで世界大会を開ける幸せ者は何人いるだろうか。スクラブル、モノポリーを頂点とするゲームの祭典に見るように、ゲームは多くの人に世界規模で、楽しみを提供し、ゲームクリエーターに夢を与え、それぞれの規模で産業を創出する。
当日の結果は最後の6人ファイリストのなかにドイツからの選手2人が入った熱戦で、優勝はカナダ人だった。表彰式が9時からだったという。それにしてもドイツからの4人選抜選手のうち2人が最後まで残ったのはえらい。驚くなかれ、この4人は、アミーゴ社が主催したドイツ・オーストリア選手権に正式参加登録した8,000人から勝ち抜いて来た4人なのだ。すご~い、8,000人だよ!ウィザードが深くドイツ語圏に根付いた広範な人気が覗える。
ドイツだけでなく、ヨーロッパ圏で代表的なカード、ボードゲームメーカーのアミーゴ社。表彰式後、その役員、来年は世界選手権を是非海を渡って、ドイツで開催願いたいと申し出たそうだ。もしそうなればフランクフルト大会になる。これは素晴らしいアイデア。ドイツということになれば、間違いなく、北のスカンジナビア諸国、南欧諸国、ましてや隣のフランス、ベネクックスも参加するだろう。
さてと、日本のチャンプ、楊くんはどこへ行っちゃった?居た、居た!彼はファイナルのひとつ前の純決勝テーブルでほぼ1位だったのを惜しくも終盤でカード運がなく惜敗。しかしまあそこまで良く頑張った。成田に迎えに行ってあげよう。
日本ではいよいよ9月から全国7ヶ所で2008年の地区大会が始まる。その頂点が、やはり同じ「六本木ヒルズ49階ホール」、「文化の日」で予定されている。そのチャンプはまた、来年世界大会へ当社から派遣される。さて今度はナイアガラかな、フランクフルトかな?しかし、いつの日か、‘東京で’、と申し出たいものだ。