日本でも大成功に終わったスター ウォーズ セレブレーション
昨年、アメリカとイギリスで、ルーカス・フィルムが映画の30周年を記念して企画したセレブレーションという名のフェアー。日本では映画の封切が一年遅れたので、今年が日本の30周年に当る。同じスケールで今回は日本で開催された幕張メッセフェアー。夏休み明けの7月19日、20日、21日の三日間で行われた。それにしても‘3匹目のどじょう’がいるかいないか 主催者だけでなく、我々業者も幕を開けるまで、ひやひやの心境であった。
このタイプのショウで入場料が1日券、4,000円、プレミア券が7,000円。安いか、高いかは全くもって入場者ご本人の判断による。だが、結構良い値段には違いない。会場に入るだけでだよ。だが当日会場に入って最初の驚きは公式スター ウォーズ グッズ販売売場の長蛇の列。3時間は最低並んでいたようだ。万札を片手に掴んでだ。
まずは‘物販セレブレーション’ということの実感である。
ファンというものは色々なものを買う。色々なものに囲まれていたいんだね。机にはミニアチュアー、壁にはスターのパネル、使うノートはジュダイの写真カバー付き、風呂にはいれば30周年記念タオル。全員、そんな買い方だった。勿論、当社のトランプも数人にひとり指名買いをしてくれていてホッとした。
人気商品はといえば、やはりそれぞれの“セレブレーション限定版”だろう。特殊彫刻文字盤の高価な腕時計。業者が心配して用意した300個があっという間の2時間で売れ切れ。ここでも高い安いは関係ないとの証明だ。一方比較的安い、記念プリントタオルはほぼ並んだファン、ほぼ全員が買っていたのは、値ごろ感と使い勝手が良いからだろう。
会場での楽しみはタレント達のインタービュー講演会と、来日していたタレント達のサイン会だった。ファンはやはり中身の濃い実話とか、裏話がたまらないらしく何百人の会場も入場制限の有様。此処でしか聞けない話をこの雰囲気に包まれた場所で聞く体験は値打ちのある時間のようである。
会場中には映画でのスターに扮装したキャラクター人物がそこら中に歩いていて、ポーズしている。このモデルとの記念写真がまたこの会場ならではの値打ちである。精巧なコスチュームを纏ったこれらのモデルは、やはり動くフィギュアの本物を思わせて、なかなか圧巻だった。三日間通しの一万円券、プレミアの2万円券で通ったファンも大勢いたろう。どっぷり浸りたいというファンにとっては十分満足したフェアーのようだ。
最初の映画が封切られて30年、よくもこれだけのファンをそんなに永く掴んでいると驚嘆する。エンターテインメントの名作はそれぞれの世界を構築してトータルとして、その文化を残し、産業を生んでいく。スピルバーグとルーカスの偉さを改めて実感した3日間だった。