いつ飛び出すか解らない状態の前歯で、絶対にしては、ならない事……


治療に関する深刻な話し


それは、人のまばらな時間帯の病棟の食堂での事


今後の治療薬をアドリアシン、シスプラチンからイホマイドに変えようかどうか悩んでいたので、先にイホマイドを使用していた同病のお兄さんと付き添いのお母さんに、色々様子を聞いていた


真剣に話しをしてくれるお兄さんとお母さん
自身のCTやその他の画像を見せながら
この段階では、こうだったああだったと


マリーだってそれは、それは、真剣そのものだった


お母さん:「イホマイドは、なんか余り効かなかった気がするわ」


お兄さん:「そんな事は、ないよ!僕は、効いたって思ってるよ!」


マリー:「シスプら…( ̄O ̄)…」

ポトンゝ

お兄さん
お母さん 「!あら(◎o◎)」



ヤバイ!
歯が前歯四本連結仮歯が…落ちた
お母さんの足元に落ちた( ̄○ ̄;)


瞬時に拾い上げ口の中に入れ(洗いもせず)

手で口を覆い、何事もなかった様に、御愛想笑いをするマリー


何事もなかった様に なるはずも無く

呆然と立ち尽くす二人


「有り難うまたね(;゜_゜)」と 不自然な喋りでその場を足早にさる


…と病室の前でバッタリ優しい先生に遭遇… (゜∀゜;ノ)ノ


優しい先生:「あっ お母さん、千里ちゃんの耳の聴こえ事もあるので精神的な事も考えて…今後は、イホマイドで行こうかと…」



‘イホマイドは、余り効かなかった気がする’

そんな話しを聞いた後だった


沢山まだ悩んでいた時だったのに(-.-;)


前歯四本連結仮歯が口を開けた途端に落ちそうで…

(..)(__) うん

と頷いてしまった



こんな決断…
許されないじゃんよ~

イホマイドなんで効いてくれなかったんだよぉ~



(でも次の治療までまだ 週数は、あったから これが決断ではなかったけど…)


千里のベッドの横に戻り、前歯四本連結仮歯を外しながら…

「また歯が落ちちゃった~
いやぁ~まいたったな(^◇^)┛」

と言ったら…


「気持ち悪くなるから歯取るのやめて(-_-)」
と言われてしまった

明日は、タロウ先生に前歯四本連結仮歯を着けて貰おう
しっかり着けて貰おう







…イケメン先生の前では外れませんように