いったんICUから、病棟に必要な物を取りに戻り、ICUに必要な各手続きも済ませた


歯磨きコップなどを持ってICUに戻った時に、

!そうだ、腫瘍を見なきゃ!
病理に持っていかれる前に…アイツを
(;`皿´)


チワ先生に、腫瘍を見せてくれないかと頼むと

「あ、まだ、見てませんか? 調度僕が今持っていますので…待ってて下さい」


良かった…間に合った

チワ先生が、ビニール袋に入った腫瘍の塊を持って来てくれた


…デッカイ

重さは、1.5㎏


「ホルマリンに浸かっていますので、もう死んでます」


ビニールの上から触ったら、硬い…骨を造って増殖する腫瘍だから当たり前か…


これが、親玉…

まさしく、悪性新生物…

生物なのだ…

そしてまるで意志を持っているかの様に…

こちらの話しを聴いていたんでは無いかと思う…

手術の日が、来る前にコイツ(腫瘍の親玉)が、背骨4番のチビ腫瘍に

:オレハ、アトスコシデ、トリダサレル、アトハ、オマエガシレイトウニナレ:

なんて申し送っていたんじゃないの?

だから…急に背骨4番の腫瘍が……




そんな事を考えながら、指でグッーと
悪の親玉押しつぶして…

腫瘍の死骸を
焼いて粉々にしてやりたい衝動にかられながらも……

気持ちを、抑えて


「冷凍保存してくれるんですよね…」

と念を押していた…

取り出した腫瘍は、貴重で、今後免疫療法などの治療を受ける時に、必ず必要になってくる。



千里に会って

「また明日、朝にくるからね」

と伝えると…

「えっ?ママは?泊まらないの?(‘_‘;)」

と急に不安気…

「ICUは、面会時間が決まっているんだよ…今は、特別に時間外で入れて貰っているの…朝は、7時に来るからね
バイバイ」
ヾ(・◇・)ノ~~



『大吉』と言う縁起の良い名前のヤキトリ屋さんに入った

そこで、旦那が
泣き出した…

「オレはよー、千里が病気になってから初めて、良い言葉を聞いたよ~(;〇;) 教授…いい人だな~
これで、安心したよ」



…コイツやっぱり f^_^;使えないわ…

今の状態が、どう言う事か、わかってないみたい…




…でも今日位は、

…そう今晩だけでも

安心して眠って欲しい…千里もパパも…



だから、何も言わなかった…





2010.08.18