2011年09月17日
エレニン彗星は9月11日に太陽フレアの中でほぼ完全に消滅(推定「自殺」)
http://oka-jp.seesaa.net/article/226333815.html
(訳者注) 先日、
・消滅したエレニン彗星:そして、彗星の存在の意味(2011.08.31)
という記事をご紹介しましたので、その続きのご報告みたいな感じですが、オーストラリアの天文学者が運営する彗星監視システム サザン・コメッド・センターで、少しずつ小さくなっていたエレニン彗星が 9月11日頃にほぼ完全に消滅したようだ、ということが報告されています。
掲載されていた写真は下のもので、左が写真で、右が周囲の星に解説が入ったものです。
わかりづらいので、左側の天文写真に矢印を入れました。
(写真はリンク先で)
しかし、それでもよくわからないので、エレニン彗星のある部分を拡大しました。
エレニン彗星は、矢印のあたりを飛んでいると思われ、見ておわかりのように、そこにはこの写真ではほぼ何も見えず、ほとんど消滅したように見えます。
前の記事をご紹介した時の記事では、エレニン彗星が消滅の兆しを見せ始めたのはその 8月20日前からでしたので、彗星が崩壊し始めてから完全に消えるまでは3週間くらいかかるのだなあと知りました。やはり彗星はそれなりの質量を持っているものなのでしょうね。
今回の「エレニン彗星の消滅」の詳細が書かれていた「ユニバース・トゥデイ」の記事をご紹介します。
ちなみに、このエレニン彗星が8月20日に小さくなり始めたキッカケは「太陽フレアの直撃を受けた」ことによるものだそう。エレニン彗星は「太陽に殺されて」しまったみたいです。
(以下略)
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後ろにUFO群が居るとか、地球に接近した時に地震が起こると噂されていた彗星が消滅して一安心と思ったのだが、そう甘くはないようである。
〇リニア彗星
2007年7月に接近
その後核が崩壊・消滅
http://www.palette.furukawa.miyagi.jp/space/news_bucknumber/99s4.html
2007年7月16日
中越沖地震
http://tamtam.m.livedoor.biz/article/51120563?guid=ON
〇7月2日に発見されたタイバー彗星(C/1997 N1)が、7月下旬に急激に拡散して 暗くなっていく様子が、ゴードン・ガラッド氏によって捉えられている。 この彗星は9月には日本からも見える位置に来るが…
http://www.astroarts.co.jp/news/1997/08/970804Tabur/Tabur-j.html
1997年9/26に(イタリア)ウンブリア州とマルケ州を襲った地震…
http://portable.blog.ocn.ne.jp/t/typecast/194945/189091/8958603
〇もう一つは古いものだし、二月程ずれているが、
ビエラ彗星
1826年にヴィルヘルム・フォン・ビーラによって発見され、のちに消滅し、アンドロメダ座流星群の母彗星となった周期彗星である。
前回(最終?)近日点通過 1852年9月24日
http://yomi.mobi/wgate/%E3%83%93%E3%82%A8%E3%83%A9%E5%BD%97%E6%98%9F/
モルッカー津波
1852 年 1 1月 26 日
http://gxc.google.com/gwt/x?q=1852%3F%3F%3F%3F%3F%3F%3F&safe=images&client=ms-kddi_blended-jp&start=1&hl=ja&inlang=ja&ei=KJF2TqC8IMqUkAX36JijAg&ved=0CAQQFjAA&rd=1&u=http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/56485/1/KJ00000131745.pdf
上記は、消滅した彗星と地震の相関関係のみをウェブ検索しただけのもので、その他の彗星と地震の関係は調べておらず、到底調査資料と呼べるものではないが、調べながら、少々背筋が寒くなってしまった。