原発再開頓挫でどうなる?「玄海町長」みのもんたも手こずる食えないオヤジ
【朝ズバッ! 】
[11/7/ 8] (J-CASTモバイル)
http://www.j-cast.com/tv/m/2011/07/08100871.html
1週間前まで九州電力・玄海原発の運転再開を進めた3人衆。海江田経産相は拙速にも安全宣言を出してしまい、九州電力の真部利応社長はやらせメールが発覚して、「しかるべき時に辞任する」意向を表明する大混乱となった。いち早く再開容認を打ち出した玄海町の岸本英雄町長だけが踏みとどまった。いま何を考えているのか。「朝ズバッ!」に生出演した。
九電という大企業誘致
話を聞いたのは司会のみのもんた。
—国からの交付金なり、(九電関連会社への)就職口とかいろいろ恩恵に浴している。忸怩たる思いもあるでしょうが、これからどう対処していくべきでしょうかね。
「(玄海町は)閉鎖的な西の端っこにありますから、産業が成り立つ場所ではなかった。九電という大企業の誘致をやって町を興した先人に敬意を表している。
国の安全対策の基本方針をきちんとしていただき、1本の筋のなかで安全を担保にしてもらうことが大前提と思う」
—あの福島原発事故による放射漏れで、どれだけに人が故郷を失い、農業をやっている人が自殺までする事態を見て、国の安全保証をどう思います。
「今の状況のままでは期待できない。電気は生活の中心で、これは維持していかなければいけない。将来像を国がしっかり国民に示すべきですよ」
—それが出るまでは、一歩前に進めるわけにはいかないんじゃないですか。
「今回はまさしくそういう状況になりましたね。これまで人間は、しっかり知恵を出して我が身を守りながら新しいエネルギーに手をつけてきた。どうやってエネルギーを維持していくか、しっかり考えていかなければいけない時代に入ってきた」
みのは他の原発が慎重な中、なぜ一番乗りしてまで運転再開容認を急いだのか聞きたかったようだが、町長は食えないオヤジという印象で、さすがのみのも「ズバッ!」とはいかなかった。
原発税収20億円、交付金266億円
人口6500人足らず。原発の固定資産税収入が年20億円。1975年から1号機の運転が開始され、「原発の後も原発を」と4号機まで増設を容認。1975年から2010年まで国から得た交付金は266億円に達し、温泉施設など箱ものに使われてきた。
玄海原発付近は活断層のない「地震の空白域」といわれていたが、05年には福岡県西方沖で震度6弱の地震が起きており、「空白域は昔の話、新たな調査が必要」(地震予知連の島崎邦彦会長)という警戒地域でもある。
(以上転載)
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今朝の朝ズバを録画で見ていて、
>みのは他の原発が慎重な中、なぜ一番乗りしてまで運転再開容認を急いだのか聞きたかったようだが…。
というより、暗に脱原発を促しているように私には聞こえたのだが…。
原発は、誘致や広告、接待・賄賂に金をかけ過ぎて、結果、資金が膨れ上がり、結局電気代が、何処ぞの国の3倍等という事になってしまっている。
それにしても、マスコミは酷い。あれだけ東電から押し付けられた金を懐に入れて、安全性をアピールしといて謝罪一つ無く、今度はSoftBankという大企業から金を貰って、再生可能エネルギーを賞賛・推薦・押しまくり…。
話を元に戻すが、金をチラつかされて原発を容認した町が、脱原発を訴えられないのは福島も同じ事。
あれだけ酷い目に遭いながら、憤りを中々あらわに出来ないのも頷けるが、福島は、顕著な原発事故被害の前例になる県なのだ。田原総一朗氏の「もっと騒げ!」という言葉に、私は大賛成である。
玄海原発一円の住民や自治体にも同じ事が言えるし、今回、ヤラセメールで騒がれている立場の原発関連事業者も、もっと公の場で、正々堂々と、それぞれの思いを主張すればいいと思う。
因みに私の原発に対する考え方は、最近いろいろと考えさせられた結果、安全なら推進派である。
以上。