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<福島第1原発>5号機 ホースから冷却水噴き出すトラブル
毎日新聞7月3日(日)20時27分
 
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福島第1原発5号機の原子炉冷却装置で、亀裂から海水を噴き出すホース=2011年7月3日、東京電力提供
 
 東京電力は3日、福島第1原発5号機の原子炉冷却装置で、ポンプでくみ上げた海水を熱交換器に送るホースに亀裂ができ、中の海水が噴き出すトラブルがあったと発表した。修理のため装置が約3時間半停止し、原子炉の水温は42.8度から約5度上がった。
 
 5号機は現在、原子炉内の温度が100度以下の「冷温停止」となっている。
 
 東電によると3日午前6時55分ごろ、パトロール中の作業員がポリ塩化ビニール製のホース(直径約20センチ)から海水が噴き出しているのを発見。同10時ごろから装置を止めてホースを交換、午後1時40分ごろ再稼働させた。
 
 亀裂は長さ約30センチ、幅約7センチ。東電は、ホースと接続している海水ポンプが潮位の変化で動き、ホースが引っ張られて亀裂ができたとみている。
 
 経済産業省原子力安全・保安院は、5号機にはホースとポンプが2組備えられ、一つが壊れても補う対策を取っているのに、修理には両方のポンプを停止しなければならない設計になっていたことなどから、同日、東電に対し口頭で改善を指示した。また、同じ材質のホースが汚染水の移送にも使われていることから、ホースの強度も点検するよう求めた。【奥山智己、関東晋慈】
 
(以上転載)





ホース、ジョイント部分の写真を見て驚いた。
 
余程時間を制限されての作業か、さもなくば、余程のド素人の仕業である。
ジョイント部分に補強のテーピングも施されていないし、潮位の上下でホースが動かないように固定もされていないとは…。
 
先が思いやられる。
 
作業員に小型カメラを持たせる等して、遠隔でもいいので、プロの指導を受けながらの作業をするべきだ。 
 
悪い見方をすれば、わざと作業を遅らせているのではないかとも見てとれる。