まあ、実際、あなた達の有力支持母体の日教組は、教科書や歴史教育・公民教育・性教育、様々な、とんでもない教育を展開して来て、その事例は逐一、国会でも上げております。
昔の話ではなくて今の話で上げております。
紹介すればキリが無い訳ですが、例えば、
「建国記念日は、戦争と天皇制を讃える日」
これ、大分の組合がやっている事。
それから西宮では、違法なストライキを画策してあります。
北海道では、違法なストライキしてる。
更に昨年の選挙で、甲府市の先生、手書きで、
「いつもお世話になっております。山梨教育を届けに参りました。お読み頂ければ幸いです。」
なんていう紙をポスティングもしております。
「教頭推薦は、私達の仲間からやりましょう。」
というような文書も、内部で出しています。
という、様々な活動をしていますが、更に、3年前、教育正常化・自虐史観からの脱却という事を目指して、横浜市で自由社という教科書が採択された訳ですけれども、その時も、日教組加名の横浜教組。
凄い展開を致しました。
その動きが資料の②であります。
資料の②、「新編、新しい教科書でどう教えるのか。」という分厚いマニュアルを作りまして、民主的手続きで採択された教科書に対して、教職員組合が一致団結して、裏事業マニュアルを作って、そして、そのマニュアルを組合の金ではなくて、学校間の公的な文書のやり取りをする為に、当時5300万の予算で設置されていた、学校ポストという公的なポストを利用して、全教員に配布したんですよ。この書類。
この内容、多くは言いませんが、象徴的なのは、二宮金次郎、二宮尊徳は神奈川が産んだ名士、偉人ですけれども。
二宮尊徳について、
「極貧の中にあって家を建て直した模範人物として、国民強化に利用した存在である、」
と。
あるいは、赤穂浪士の討ち入りについて、
「忠義を美談としたもので、国民が公という国家の為に進んで命を捧げるよう、繰り返された話であり、敵討ちの基準にさえ合わない集団報復事件である。」
と。
という内容を、こういう授業をして下さいという裏教科書を作って先生方に配布してる訳ですよ。
貰った先生、私に寄せてくれましたが、
「こんな教科書いったい、どう使えばいいんですか。」
と、
「呆れてものも言えません。」
と、いう話をしていましたが、更に、資料の③です。
これは今年の、横浜の中学校の入学式に、校門の前で配られていたビラです。
「中学校入学おめでとうございます。中学校での授業、部活行事、新しい友達と、胸が膨らんでいる事でしょう。この晴れやかな心を大切に、子供達が健やかに成長する事を願っています。」
と。
「そんな中で、横浜の教科書採択が危ない。」
と。
今回夏の採択では、この自虐史観から脱却したまともな歴史教育をしようという形で、育鵬社と自由社から出ていますけども、そうじゃない教科書を採択しよう。つまり、ユワンシーカイ、チャンチェシーと教える教科書を採択しようと、いうような動きが、学校現場で公然と行われている訳です。
更に言えば、資料④ですね。
資料④として付けたこの本は、神奈川県の高校の先生方、日教組加名の高校の先生方が過去に作った副読本。高校生の為に、『日朝関係入門誌』。
よく表紙見て下さい。
「独島」。竹島の事が「独島(どくと)」と書いてある訳です。
正に、北教組の問題の時にも指摘しましたけれども、北教組の幹部が、韓国の言い分の方が、竹島の問題に関しては正しいなどという、とんでもない公式見解を向こうの新聞でも答えてますが、正に日教組自身が、こういう形で教科書を作り副読本を作り、そして、自虐史観の教育をやっていたら、教科書会社は当然、政権交代もしたし、公教育の中心にいらっしゃる方達ですから。
なんとかこの人達の影響で、教科書を採択しようという事で、過去にも例を見ない程左傾化してしまっている訳です。
で、じゃあそれは、横浜と北海道ぐらいじゃないのか。
そんな事は全然無いから、もう一つ紹介しますけれども。
同じく日教組の組織率は限りなく100%に近い。突出している御党の岡田幹事長の地元の授業の内容です。
この授業も物凄く酷いですよ。
創氏改名を教えている授業の内容なんですけれども、「南朝一帯の同化政策の中で、韓国語抹殺の言語政策を行った。」
その下が、その教え方がまずいんですよ。
1番、
「韓国姓の上または下に一字を加えたもの」
例えば金(キム)は、今は金田・金本になっている。
田(デン)は福田、辺は渡辺、林は大林、張は張本、高は高橋・高山、という風になっていると。
いう形で紹介しながら、子供達に教えている訳です。
休み時間の事、想像してみて下さい。
どういう事が休み時間に起こるか。
「お前、金(キム)か?」
「お前、田(デン)か?」
こういう話になって行くようなものを、自分達の独善的なイデオロギーを子供達に押し付けて、子供達を混乱し、もっと言えば逆に差別を生んでしまう原因になるような教育を行っている訳です。
更には、外国人の犯罪率は全体の1,42であり、日本人の犯罪の方が多いと。
しかし、外国人の検挙率は80%にも上ると。
たあかも外国人だから逮捕されている、外国人を差別して検挙している国なんですよ、というような事を、平然と子供達に教えている訳です。
こういった教育内容が教えられている事について、菅総理はどのようにお感じになりますか。
 
 高木:教科書についてのご指摘でございまして、この採択につきましては様々な意見がある事は承知を致しております。
私共としましては、採択権者の、各教育委員会の判断に委ねておりますけれども、今年、中学校の教科書の採択の年でございます。
この教科書については、4月から採択のプロセスに入っておりまして、それはしっかり検定基準とする新学会(?)の中で、適切に学習指導要領に基づいて採択されたものと思っております。
 
 義家:日本の公教育、日本の未来を作っていく子供達に教える教科書の内容、授業の内容について言ってる訳です。
総理、「次の世代次の世代」と言う訳ですから、こういう教育が行われている事について、どのようなご感想をお持ちですか。
 
 菅:教科書の、その人名の表記、先程申し上げたようにわたくしも、このカタカナで表記されたものだと、わたくし自身は、そうは理解が出来ません。
ただ、どういう形になってるんでしょうか、日本語読みと中国語読みをひいきしている者が多いという風にも聞いております。
いずれにしてもですね、具体的にどう記述をするかは先ずは、教科書発行者の判断に依るものと、こう考えております。
他のいろんな事、ご指摘ありましたけれども、まあそこは、資料としてあるのはこの、教科書の事でありましたので、それ以外の事については、私、確かめようがありませんので、答弁は控えたいと思います。
 
 義家:これまで再三、私自身、具体的な事例を上げて指摘して来たのに、やはりこれも、報告を受けていない・見ていない・知らない、という事なんでしょう。
非常に残念でなりません。
その上で、具体的な記述についてですけど、総理、今回の震災に対して、いち早く自衛隊が復旧活動に行き、世界からもあるいは被災者も含めて多くの国民が感謝し、世界からも評価を受けている、その献身的な対応の自衛隊ですけれども、この自衛隊の、今回の震災に対する活動、どのように評価してるか端的にお答え下さい。
 
 菅:大震災発災の日に、わたくしの方から防衛大臣にも、先ず救命の為に自衛隊に全面的に活動して欲しいと、もちろん、警察・消防等についても、そういう指示を出しました。
そういう意味で、最終的には10万人体制という事で、大変これまでも頑張って頂きましたし、これからも、体制は少し小さくはなりますが、今でも頑張って頂いている。
最高責任者というわたくしの立場からすれば、大変、誇りに思っております。
 
 義家:ありがとうございました。
しかし、未だに左翼勢力が、日教組をはじめとしました左翼勢力。例えば、仙谷官房長官の「暴力装置」発言にも象徴されるように、この自衛隊に関しては特定イデオロギーを持ち続けております。
そして、その特定イデオロギーが教科書にも反映しているという事で、例えば、教科書採択の占有率61%を誇る出版社の教科書。
「自衛隊が憲法に反していない理由として政府は主権国家には自衛権があり、憲法は自衛の為の最小限度の実力を持つ事は禁止しない」
という風に説明しています。
この後、菅さんが誇りに思われる自衛隊に関しての更なる記述。
「しかし、平和を守る為であっても武器を持たないというのが、日本国憲法の立場ではなかったかという意見もあります。」
更に、国際活動、様々な自衛隊の活動を上げて、
「このような自衛隊の任務は、世界平和と軍縮を率先して訴えるべき日本の立場には相応しくないという声もあります。」
これ、採択率6割以上の、今回の教科書の内容でありますが、これを聞いて、菅さんどのようにお考えになりますか。
 
 菅:わたくし自身は、先程申し上げましたように、特に今回の活動はもとより、PKO活動やいろいろな活動において、自衛隊の皆さんには大変頑張って頂いてますし、その活動については誇りに思っております。
いろいろな意見を、教科書で紹介する事がどうであるかというのは、先程申し上げましたように、先ずは教科書会社が考え、その採択の中で判断される事でありまして、わたくしの考え方は、今申し上げた通りであります。
 
 義家:「いろいろな考え方を教科書で言う事は、先ずは教科書会社」
っていう話をしていましたが、いろいろな考え方載ってないんですよ。
例えば、
「自衛隊の任務は軍縮を率先して訴えるべき日本の立場には相応しくない。」
という考え方が載っている一方で、
「自衛隊の国際貢献は素晴らしい。」
という意見は載ってない訳ですよ。
片っ方のネガティブな意見だけ載ってて、それを、先生方が特定のイデオロギーを持って教えたらどうなるかっていう話なんですよ。
だからこそこういう中で、一国のリーダーとして、「やはりこういう形で書くべきだ。」
「こういうのはおかしいんじゃないのか。」
という形ぐらいは踏み込んで頂きたいと思いますが、全て困ったら人のせい、あるいは議論します。あるいは知りません・わかりません、という形で、誤魔化してきたその象徴。
やはり子供達の事なんて大事に思ってない訳ですよ。
領土について。
教育出版という、占有率が高い。
「日本海に位置する竹島、島根県については、日本と韓国の間にその領有権を巡って主張の相違があり、未解決の問題になっています。また、東シナ海の位置を巡る尖閣諸島については、中国もその領有を主張しています。」
と、日本の固有領土であるにも関わらず、韓国や中国の主張と日本の主張が対等であるような記述を、公教育・義務教育の教科書に、公然と平然と載せてしまっていると。
これに対して、やはりこれはおかしいぞという事を、声を上げなかったら、知らないまま多くの国民は、今年の夏、基本教育法を変えて以来初めてとなる中学校の教科書が採択されている事自体知らぬまま、子供達がどんな授業を受けているかも知らぬまま、今、次の世代が育てられているっていう事を、真剣に考えねばならないと。
で、更には外国人参政権の問題も、この記述は非常に酷いです。
正に民主党のスタンスとイコールですよ。
「日本国籍を持たない為、選挙権や公務員になる事が制限されている。人権を推進して行く事が求められます」
と。
正に、暴論を拾った解釈。
他の事は最高裁の判決でどう出たかは書いてない訳ですよ。
あるいは、
「現在日本に住む日本人は、選挙権や被選挙権、公務員になる事に制限があります。」
と。
納税の義務を果たしても参政権はありません。参政権は国民主権の一つとして存在してる訳で、納税と参政権はイコールではない。
そんな常識的な事も書かずに、



③に続く…