一時帰宅に同意書「役人仕事だ」と住民反発
(読売2011/05/11より)
福島県川内村へ10日に一時帰宅した住民に対し、国側が「警戒区域が危険であることを十分認識し、自己の責任において立ち入ります」などとする同意書に署名を求めた。
一部の住民から反発の声があがり、遠藤雄幸村長も「同意したうえで一時帰宅するのだから、改めて署名を取る必要はない。役人仕事でやめたほうがいい」と批判した。
原子力災害現地対策本部長の池田元久・経済産業副大臣は報道陣に対し、「(警戒区域内では)責任を持って安全に気をつけて行動してもらいたいとの趣旨だった」と説明した。
(以上転載)
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自分の家に入るのに、着慣れない防護服を着せられ、マスクに手袋。
警戒区域からの備品持ち出しに配布されたのは、透明なビニル袋。
小学生の遠足でも、リュックやバッグ等もう少しましな入れ物を持たされる。
「もう一枚ビニール袋が欲しい」
「透明ではない袋が欲しい」
「滞在2時間では短すぎる…」
昨日帰宅した方々の声である。
ただでさえ、こんな不満を持っている方に対して、あまりにも酷い仕打ちである。
どこまで被災者の方々を馬鹿にすれば気が済むんだ!!・
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本日放送『朝ズバッ!』で若狭勝弁護士は、
「今後の一時帰宅の際はやめて欲しい。
同意書を取るのはやめるべきだ。
住民の人は署名しなさいと言われても拒否すべきだ。
拒否することは可能だと思いますし、こんな事をさせたら憲法違反が絶対生じてくる。
これは、憲法が良くわかってない人が担当をやっているとしか思えない。
怒りを感じる。」
と訴えている。
「もし、書いたら(署名したら)訴えられないっていうことになるんですか。」という城戸真亜子さんの問いに対して、
「結論的には、そんなことは無いんですけど、ただ、そういう風な気持ちを起こさせるという事自体が大問題。」
二人の会話の合間に、みのもんた氏は
「人権蹂躙・ふざけるな」
と毒づいていた。
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政府の責任逃れも甚だしい!!
東電も、もっと人間らしい対応をしろ!!