蓮舫氏ら3閣僚、福島初視察 知事「県民の心 分かって」
 
 
 海江田万里経済産業相、蓮舫節電啓発担当相、鹿野道彦農林水産相が9日、東日本大震災や東京電力福島第1原発事故の視察のため、相次いで福島県入りした。3人の福島入りは震災後初。ただ、海江田氏と会談した佐藤雄平知事は、避難住民の一時帰宅や農産物の出荷制限をめぐる政府対応を念頭に「今や霞が関は遠い存在だ。県民の心を分かってほしい」と政府への不信感を隠せない様子。
 海江田氏は福島市の県災害対策本部で佐藤知事と会談。海江田氏は今月6日、計画途上の20キロ圏内の住民の一時帰宅について、「11日をメドに実現する」と野党議員に述べたとされ、地元では“勇み足”と批判されている。この問題について海江田氏は記者団に「(11日とは)言っていない。間違った報道が多いが忙しく打ち消す時間がない」と開き直った。
 蓮舫氏は防災服の後ろ襟を立てた独自のスタイルで県災害対策本部に登場。この後、福島市内の農産物直売所に移動し、カメラの前でイチゴを食べて安全性をアピールした。
 鹿野氏は福島市の稲作農家を訪問。県内は原発事故の影響で田植え準備が約1カ月遅れている。8日夜、国の「作付け方針」がようやくまとまったが、「大臣来県に間に合わせて発表したのか」(県関係者)との見方すら出ている。
 各現場の滞在時間が十数分間という駆け足の“大名視察”に、県民から「今さら何のための視察なんだ」「ただのパフォーマンス」と厳しい声が聞かれた。
 ただ、鹿野氏は佐藤知事との会談で閣僚として事故を初謝罪。「補償に万全を期す」と明言し、記者団に「どんな批判も真正面から受け止め行動で応える」と述べた。このため「他の未熟な大臣と違う」(団体幹部)との声も出ている。
(産経新聞 04/10 08:01)





「なんのための視察なんだ」
「ただのパフォーマンス」 
おっしゃる通りです。
選挙で生き残って、被災者悲鳴をよそに、更に悪事を重ねる為のパフォーマンスです。