http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/03/25/kiji/K20110325000495870.html
データ棒読み 「分かりません」繰り返す東電担当者
<東日本大震災>記者会見で、作業員が踏み入れた水から検出された放射性物質の濃度が原子炉内の約1万倍だったことを述べる担当者
福島第1原発3号機で作業員が踏み入れた水から検出された放射性物質の濃度は、原子炉内の約1万倍だった—。25日未明、東京都千代田区の本店で記者会見した東京電力の担当者は「どんなルートで水が出てきたのか分からない…」と多くを語らず、沈黙した。
青い作業服姿の3人が現れ、会見が始まったのは午前3時50分。待機していた約30人の記者に紙を配ると、記されたデータを淡々と棒読みした。
「3・9掛ける10の6乗ベクレル、パー立方センチメートルとなっております」
数字の意味を尋ねると、「高濃度です」「4オーダーほど高い数値です」。記者の「ゼロが四つで、1万倍ということですか」との問いにやっと「はい、そうです」と答えた。
原因について相次いだ質問に対しては「調査中」「分かりません」を繰り返し、当日に線量を調査しなかった危機管理の甘さを指摘されると、困惑の表情を浮かべ「水が流れてきた経緯を調査する」と話した。
さらに追及されると、放射線量が日々変化することへの認識が薄かったとした上で「安全管理の在り方を反省している」と述べ、約1時間にわたった会見を終えた。
[スポニチ 2011年3月25日 09:28 ]
・
・
・
・
・
事が起こってから警戒を始めるのが、お前らの危機管理なのか!?
それとも、誰かに口止めされてんのか!?