水温が下がり、やっとまともな型のチヌが、河口に入って来るようになったようである。

地図で見る通り、宮崎の海岸はほぼ南北に一直線になっていて、西風がふくと海岸の波を和らげ、魚が川に入り安いという話しを聞いたことがある。

昨日は強い西風がふいた。

私はまだ暗くならないうちから、河口へ向かった。

ちょうど夕まづめ時に30㎝、満潮前に37㎝の二枚のチヌを釣ることが出来た。
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私が釣ったチヌで一番大きかったのが40㎝ジャスト。
少々小さいくらいだが、37㎝にしては引きが弱かった。

帰ってさっそく半身だけ刺身にして食べたが、身があまりついておらず、味もあまり良いものではなかった。

〔宮崎(の一部の地域?)では、このような痩せた魚のことを水魚(みずうお)と呼んでいる。〕

半身ともう一匹は、開いて塩を振って外に干してある。


実は数日前、手の平サイズのメイタ(チヌの小さいもの)を干物にしてたべたところ、脂が適度にのっていて大変美味しかったので、次にチヌが釣れたら干物にしようと決めていたのである。

小さい方は身が良くついている。
それにしても30㎝のチヌを干物にして食べるのは初めてで、楽しみである。



外はもう冬の風。
魚が美味しい季節の到来である。