「下々も下々下々の下国の涼しさよ」
(げげもげげ げげのげこくのすずしさよ)
小林一茶


「暑いお江戸に比べ、我が信濃はなんと涼しく良い所か。」
と解釈する人も居るらしいが、
「自分の置かれた場所・状況はもう、下々の下国である。しかし、そこに身を置くことのなんと涼しくてさっぱりして、気持ちの良いことであろう。」
こちらの解釈の方がしっくりくるような気がする。


こんな句を残しているとはしらなかった。
小林一茶と言えば、動物を取扱った作品が有名であるので。

「やれ打つな
 蠅が手を擦る
 足を擦る」

「雀の子
 そこのけそこの毛
 あそこの毛」
あ…間違えた(汗)