デカイ。
とにかくデカイ。

アシダカグモ。

私はこのクモが大の苦手である。

ヤモメのぼやき-ファイル0013.jpg


足を広げた長さは、10cmを超えている。

もともと日本には存在しなかった蜘蛛の一種であるらしく、海外から果物を輸入する際、船に乗ってやって来たという説と、江戸時代に、ゴキブリを退治するために、わざわざ輸入された説とがあるそうである。

写真は、自分の部屋で何年か前に撮影して、他サイトの日記に貼ったものであるが、夏になると、奴らは必ず部屋に姿を現す。

ゴキブリを食べてくれるので、出来るだけ黙認しているが、たまに私の脚目掛けて走ってくる。

カサカサカサっという感触が脚から脳に、まさに電撃的に伝わって来る。
こうなると、さすがに我慢できない。

アースジェットの出番である。

せっかくゴキブリを退治してくれているのは分かっているのだが、と思い、片手で祈りながら、
「すまん。」
とつぶやきながら、刑を執行する。
「人間の役にたってくれてるのは分かってる。
でも、俺はお前が嫌いだ。
陰で、虫を退治してくれているうちは有り難いと思って、少しくらい姿を現しても我慢しているが、俺に近づき過ぎるどころか、人の体に触れ、更に歩き回るとはどういうことだ。
悪いが死んでもらう。」

シュー、シュー!!



できるだけ大きな紙で、床からすくい、ごみ箱へ運ぶ時に、また鳥肌が立つ。


また殺ってしまった。

今年はこれで二匹目である。