昨日は変な時間に眠ってしまい、おかげで夜中の2時に目が覚めてしまった。


一人身の寂しさからか、静けさに耐え切れず思わずテレビをつけてしまう。
悪い癖である。


NHKでちょうど、ヒストリアという番組の再放送をやっていた。

私は、歴史にはあまり詳しくないのだが、興味はあるので、この番組はよく見る。
今日は源義経をやっていた。
確か、先々週くらいの再放送になるはずだ。


「京の五条の橋の上
大の男の弁慶は…

…来い来い来いと欄干の
牛若目掛けて切りかかる」

という歌があるが、牛若丸(義経の幼名)と弁慶が戦った記述はどこにも無いのだそうである。


幕府に追われて後、大陸へ渡り、ジンギスカンになったというのも、作り話。


日本人はこんなにも昔から、自分達に都合の良いように情報操作をしていたのであろうか。
まあ、日本に限った事ではないのかも知れないのだが。



時代はずっと下って、武田信玄の

人は城
人は石垣
人は堀

も、徳川家康の

足ることを知って足る者は 常に足る

も、自分達の城主を讃えんが為に、後になって作られたものだと聞いている。


日本という国が成り立つまでは、それぞれの地方で城主を頂いた城下が国であり、それぞれの国の国民が、愛国心を持って城や城主を支えていたはずである。
それ故の情報操作であったと思う。



時は平成、日本国。

愛国心無き政治、愛国心無き情報操作に、国民は戸惑い、嘆き、振り回されている。

悲しい限りである。





それにしても、

丑三つ時に牛若丸の番組を放送するとは。

NHKはダジャレ好きなのか…?