【太田幸司スーパーバイザーがオープン戦を振り返る2】 | 女子プロ野球ブログ

【太田幸司スーパーバイザーがオープン戦を振り返る2】

<3月10日、オープン戦第2試合>

コメント:太田幸司スーパーバイザー

第2試合 大阪4-0侍(サムライ)
(明石トーカロ球場)


“小西美加、貫禄の投球でエース対決に勝利。打線も爆発でプロの力を見せる”

試合をずっと見ていたら、3チームの中で1番元気があるんですよ。力が京都、兵庫より落ちるということが分かっている中で、チームをひとつにしようとする雰囲気はすごく感じる。思ったよりも連携ミスも少なく、勝ち負けよりも凡ミスで試合がボロボロにならないかなと心配していたが、今日の試合を見ていて、なかなかやるなと思わせてくれた。

あとは小西美、小久保の前にどうチャンスを作れるか。今日でも1,2番は弱かったんで、クリーンアップでチャンスを作って下位に回しているようじゃなかなか点は取れない。守備は評価できても、1番森藤、2番大澤としては、まだまだ。

福間監督がどういう作戦で出てくるか。小西美が投げれば、今日みたいな締まった試合になるのは分かってる。小久保、田中碧を合わせた3人ローテで回っていくと思うけど、リリーフ候補の小宮というのもこぎみのいいテンポ、キレのある球を投げる。中村香澄も大きな体の割にコンパクトな投球をする。この新人2人は使えると思う。

他球団に劣っているところをカバーするのは、チームワークしかないんでね。元気いっぱいに戦っていく姿勢は見えてる。チームとしてはまとまってきたなという印象。大阪が地道に丁寧な野球をしてたら、優勝争いを面白くしてくれるはず。




<戦評>
初回は、小西美が日本代表候補、3番六角にセンター前ヒットを許すも3三振を奪う最高の立ち上がり。2回も三者凡退に打ち取り、マウンドを降りた。一方、大阪はこちらも日本代表候補の先発中島を攻め立て、2回には小久保、梅本の連続ヒットの後、2四球と押し出しで先制点を挙げた。5回にも先頭小西つどいの左前打で口火を切ると、エラー、小久保のヒットで満塁。梅本のセンターへの犠牲フライで得点、なおも満塁から、黒木のセンター前タイムリーヒットでダメを押した。






“3球団、新人17選手へのエール”

今年は、どのチームの新人にもチャンスがある。臆せずにどんどんアピールし、レギュラーをつかみとって欲しい。そこからどんな新しいスターが出てくるか。

いつまでも3年目の選手におんぶにだっこではなくて、若い選手が追い付き追い越すという次から次へと選手が入れ替わるように活性化していかないと。同じメンバーでやっていてもレベルは上がらない。そういう意味で勝負云々ではなく面白い1年になるんじゃないかなと思うし、期待は大きい。

ファンの皆さんにとっても、新人たちをこれから応援していただく中で、すごいなと思うであろう選手は出てくる予感がします。もちろん、今までの選手たちも確実に着実にレベルアップしているし、刺激し合える面白い年になるんじゃないか、また、そういう年にしなきゃいけないと思います。どんな1年になるのか僕らも楽しみだし、ファンの皆さんには大いに期待して頂きたいですね。