アメリカ視察記⑦ | 女子プロ野球ブログ

アメリカ視察記⑦

片桐です。

毎日、
ランカスターバーンストーマーズで
スタッフとして、
お手伝いをさせてもらっています。

こちらに来て、
本当にみんながよくしてくれ、
毎日が充実しています。

ある日、
チームのマーケティングマネージャーの
ブライアンにひとつの提案を
させてもらいました。

※写真は、ブライアン。
スマイリーズの帽子がお気に入りです。

それは、
「球場の全座席を拭き掃除する」
というもの。


たくさんの経験や勉強をさせてもらい、
何かの形で気持ちを伝えたかったのです。

この素晴らしい球場は、
ファンのものであり、
選手のものであり、
支えるスタッフのものであり、
みんなのもの。

だから、この球場を少しでも
きれいにして、
今夜のナイターを迎えたい、と。

もちろん、清掃はされてますが、
あまり、座席を拭く概念がないようで、
かなり驚かれました。

しかも、全部のシート(約6500席)を
三人(私と横田代表、西田代表)で、するのか?、と。

もちろん、「Yes!」と答えました。

ビックリ?、
いや、半ば呆れられてしまいました。

当日、朝からホームセンターで
赤いバケツ(チームカラーが赤なので)を買い、
球場に向かいました。

朝は涼しかったのですが、
拭き掃除をスタートしたお昼からは、
容赦なく太陽が照りつけます。

シートの上部は、
火傷しそうなほど熱く、
拭いているタオルもすぐに乾いてしまいます。

そして、拭いているそばから、
汗がボタボタ落ちるので、
何回も拭き直さないといけないのですが(笑)。

でも、拭いている間、
お世話になっているスタッフの顔や
ファンの方々の顔が浮かぶので、
やめるわけにはいきません。
もちろん、日本で応援に来てくださる
みなさんの顔も、うちのスタッフの
ことも浮かべながら。

お昼から始めた清掃も
気がつけば、入場開始の18時前です。
休憩もなく、三人で一心不乱に拭き続けました。

最後には、ボランティアスタッフの
みなさんも仲間に加わってくれました。

なんと、お水の差し入れまで。


無事に全座席を拭き終え、
お客さんを迎えることができ、
ホッとしていると、
球場内のいろんな方が、
「Thank-you!!」と声をかけてくれます。

ボランティアの方々も
スタッフも、そして選手までも。

清掃しているときは、
あまり人がいなかったはずなのに。

恩返しのつもりで、
させてもらったことなのに…。

この瞬間、
本当の意味で仲間に迎えいれて
もらった気がしました。

こちらこそ、「Thank-you!!.」です。

タイトルこそ、視察記になっていますが、
単なる視察だけでなく、
今回は、こういうことを学びに来させてもらったのだと強く感じました。

この日ほど、日本に帰って、
このようなチームでお客さんを
球場にお迎えしたい、と
思ったことはありません。

ちなみに
座席を拭いていて思ったこと、
年間指定席が多い。

しかも、個人が多いです。

さらに素敵なのは、
家族それぞれの名前があったりすること。

思わず、微笑んでしまいます。

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