今日はようやく雨が降りました。
でも、傘さして3分ぐらいで止みました。
お湿り程度も降りませんでした。
いい加減に雨を降らせてくれ!!
豪雨もこの際大歓迎と思ってしまうぐらい千葉は干からびています。
このわたくしも(/。\)








明日から台風の影響で雨降るらしいのですが、幸か不幸か進路見ると千葉にかかってない感じ。
(-_-;)

何でもいいから雨をくれ!!
農家の方々が砂漠のような畑に水巻いてて費用もかかるし、植物は大打撃だし可哀想。


台風が通過する地域の皆さん、被害がないことをお祈りします。












さて、気を取り直して。

今日は図書館に行き次回作品創りの為の資料を探しに行ってきました。


次回はまた妖怪を題材にします。
困った時は妖怪に頼ります(笑)
お題をいただいた京都の方は全く考えつかないので、やむを得ず後回し。

考えつかなくて、もう1週間もろくに仕事できてないので。
もっと頭の切り換え早くするべきだった。






まだ次回の妖怪は内緒ですが、根付としては差根付という長くて帯に差すタイプの大作になる予定です!







それで、妖怪の本を見ていたら蟲の妖怪っていうグループがあった。
うん、そう言えば蟲の妖怪もいたんだっけな♪♪♪


少し紹介します!(^-^)/














☆実盛虫(さねもりむし)

歴史好きな方はピンって来たのでは?

斎藤別当実盛(さいとうべっとうさねもり)

あの木曽義仲の命の恩人で頼朝の父  義朝にも仕え、保元の乱や平治の乱を戦い、義朝が敗北逃走中平家により討たれた後、平氏に仕え頼朝が打倒平家を掲げ挙兵した後も源氏と戦ったが、加賀の国(石川県)の篠原の戦いで木曽義仲軍に破れ、老いた身で独り最後まで奮戦し、木曽義仲側の武将により討ち取られ、首実験で実盛の首と対面した木曽義仲は以前の命の恩人と知り涙むせいだという哀しいエピソードを持つ。



その際本当かどうかわかりませんが、実盛は稲に足をとられ最期を迎えることになったので、稲に怨みを持ち死んだという言い伝えがあり、稲の害虫が発生し度々凶作になったのは、実盛の怨念のせいだとされ、その害虫のウンカの仲間のことを実盛虫と呼んで妖怪のように扱われたとか。





彼等は中国大陸から梅雨前線が伴う気流に乗って、はるばる日本へ翔んで来るという強者もおり、稲に伝染病を拡げたり、枯らしてしまったりする恐ろしい蟲。
日本では冬越しはできなくて年内には死んでしまうらしい。

虫送りという虫払いの行事があり、そういう意味ではやっぱり妖怪扱いだったんですね。















☆善徳虫(ぜんとくむし)

僧の善徳が小金を貯めていて、ある日殺されてしまいます。
それから、稲の凶作が続いた為、これは善徳さんの怨霊の仕業に違いない!
とされ、原因のカメムシを善徳虫と呼んだそうです。

えー、カメムシとしては、とんだ迷惑じゃないでしょうか. . .
まあ、人間にも稲にも迷惑な存在ですがね。
(^_^;)

















☆平四郎虫(へいしろうむし)

ある金持ちの家の蔵に泥棒が入りました。
ところがどうやって入ったのか解らない。

そこで平四郎さんが、見事に推理して実演して見せたところ、こいつが犯人だ!?
と無実の罪を着せられて打ち首にされてしまいました。


その後やっぱり稲の凶作が続いた為、平四郎さんの祟りだと騒がれ、御堂を建てたりして霊を慰めたようです。

その原因の蟲もやっぱりカメムシ。
元山梨県六郷町での言い伝え。



先述の虫送り行事は虫払いと豊穣を願うと共にこうした霊の鎮魂という側面もあったようです。














☆ツツガムシ


噛まれると高熱や発疹などができて、重症ならば死に至ることもあるという風土病の媒介をするダニの1種。





元々東北に多いとされていましたが、現在では日本全国に生息していることがわかっており、病原菌を持つ個体からのみ、この病気も発生するようで、全てのこういったダニが病原菌を持ってる訳ではないとのこと。






こちらが妖怪としてのつつがむし。
百足のようでもあり、でかそう!!














☆お菊虫(おきくむし)

怪談で有名な
番町皿屋敷のお菊の怨念が化けたとされる蟲。

また、罪人の僧  常元(じょうげん)の怨念が化けた蟲ともされる常元虫も同じ蟲のことを指す。












こちらは実はジャコウアゲハというアゲハチョウの仲間のサナギの事で、言われて見ればちょっと人面にも見えなくもない. . . かな?
お菊が後ろ手縛られた姿に見えるらしい。
う~む. . .
昔の人の想像、妄想力にはまいります。


ジャコウアゲハは幼虫見つけて飼育してみたいっす♪♪♪

このジャコウアゲハは、体に毒を持っていてウマノスズクサという幼虫が食べる植物から毒を得ているようです。

食べなきゃ大丈夫でしょう。(^_^;)















最後にうちの妖怪蟲を



















この目付き(笑)
駄目だ、笑ってしまう♪♪♪


うちのイツツバアケビに付いていたアケビコノハの更に大きな幼虫の(終令?)の上から見たところ。
結局全部で4匹見つけまして、そのうち2匹は飼育ケースに入れてこのアケビの繁みの下で飼育してます。
















こちら飼育下の妖怪. . .

じゃなかった、幼虫です(笑)
この目付き(笑)眼じゃないです、模様ですよ!


















たぶん飼育してから脱皮して4令ぐらいになった?いや終令かな?上から見たところ。

色も黒っぽくてアケビコノハらしいし、青い星が散りばめられている!


でも、眼の模様は笑えます!


















横から見たところ。
綺麗でしょう?




この画像をちょっといじくりました。





















ほら!
暗くすると漆黒の宇宙(そら)に浮かぶ青い星達って感じしません?
アケビコノハで妄想して楽しめる変態ここにあり!
f(^_^;






今日また一匹ツマグロヒョウモンがサナギマン4号になりました♪♪♪

明日か明後日ちょうど台風来る辺りに羽化しそうな子も2匹いますが、羽化しても台風行くまで念のためケース内にお泊まりしていただこうかな。

羽化の瞬間見たい!!
o(^o^)o




てことで蟲繋がりの妖怪達でした!