まぁ、まぁ、昨日の「金時食堂」/gozen2jigoro/entry-12259842480.html さん然り、こんなええお店がひしめいてる元町商店街の直ぐ近くに若かりし頃 住んでたのに;夜遊びにばっかり目が向いてて、全然;行った事無い名店だらけで驚きますよ;( ̄(工) ̄;
こちらも雑誌で見付けました;
明治11年(1878年)に日本初のコーヒーを販売したコーヒー店として、教科書にも載っており、併設のお茶屋さんの方は1573年に遡るルーツを持ち、後に松平家 御用商人として「放香堂」の屋号を賜った由緒正しき ごっついとこですヮ☆彡
こないだの「ORIGINE KOBE」/gozen2jigoro/entry-12252374771.html さんの神戸土産開発の発想のソースにもなってるお店ですわね♡
珈琲大好きな*ぢょおー様*が、こんなとこを放置してては名折れですわい;
「金時食堂」さんで暴れ喰いした後、訪問致しましたよ。
元町商店街をかなり西へ進んだ右手に在りますね。
良い運動になります。
お茶屋さんの「放香堂」http://www.hokodo.co.jp/ さんにくっ付いて 隣りに「放香堂加琲」さんが・・・(この喫茶店自体は2015年の10月にオープンされた様です。)
“珈琲” でなく “加琲” 表記なんが、歴史を感じさせまする。
今でも神戸港のコーヒー輸入量は多く、神戸には大手コーヒーメーカーが沢山存在しており、その文化が浸透し根付いておりますね。
こじんまりとシックな店内には創業当時の様子が描かれた木版画が飾られており、神戸市立博物館 http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/main.html にもこちらの壁面風景画が展示されとる凄店振り!!
銅製のポット(カリタの♡)もハイカラにお洒落ですわい。
お昼時にて0だったお客さんも*ぢょおー様*を皮切り(実は凄い福の神体質♡ 自分には恩恵無いけど;)にランチ後のお客さんで直ぐ満席の待ちが出てました。
メニュー表☆彡
お腹いっぱいなんで、スイーツも要りません;
ここはやっぱり!!専用の石臼で挽いた明治時代の味を再現した名物「麟太郎(りんたろう)」様を試して置かないとイカンでせう。
(「麟太郎」なんてNHKの朝ドラの明治・大正時代のヒロインが惚れてる殿方のお名前みたいです♡ NICE ネーミング♪)
「麟太郎」様の説明・・・メニューより…
↓
ほんまは お腹いっぱいやから、2杯強入ったポット提供は苦しかったのですが;ブログの絵面的にこの銅製ポット(カリタの♡)のショットが欲しくて “シングル” を振り、“ポット” の「麟太郎」様 626円ジャスト☆彡を選択。
1杯目は店員さんが「カリタ」https://www.kalita.co.jp/ の銅製ポットからカップに注いでくれはります。
(持ち手はかなり熱いので、自分で注ぐ時は要注意です;店員さんが平気なのが怖過ぎる位です;)
こんなとこの店員さんに注いで貰うと美味しさが倍増する感じです♡
石臼挽きの豆使いですから 雑味や濁り・沈殿物も多いですが 不快な物では無く、洗練され より飲み易く進化した珈琲に溢れた世の中にあっては、逆に新鮮でレトロなのに斬新。
酸味はほぼ無く、まろやかな深いコクと以前にJR大阪駅構内の「エスタシオン カフェ グラン」で飲んだ「フレンチプレス」http://ameblo.jp/gozen2jigoro/entry-12221883996.html に似た感じでコーヒーオイルの油脂感もより強く感じ取れます。
「放香堂加琲」さんの方がレトロ抽出な分、そのフレンチプレスの特徴のデフォルメバージョンて感じです。
2杯目はミルクと挽いた黒糖(これもレトロ♡)を入れて飲みました。
コーヒー自体は更にまろやかに変化して、挽かれた黒糖を極僅か手に取って舐めると黒糖の味はあまりせず、気のせいなのかな?…スースーする感じが有りました。
文明開化を感じながら、良い経験となりました。
通り掛かりの折には、又 違うコーヒーを試したいです。
ヘイ!!お会計☆彡
モーニング営業もさらとられる御様子。
大和 和紀さんの「はいからさんが通る」のヒロイン・花村 紅緒嬢が飲みそうな…明治・大正・昭和初期の文豪や画壇の巨匠、知的な弁士等がサロンにて こんな「麟太郎」様みたいな “加琲” を飲みながら、高尚なお話に花を咲かせてたんやろかしら?…と思うと胸熱です♡
自分も明治・大正・昭和初期にタイムスリップした気分に浸れました。
贅沢なひと時と由緒ある1杯でした。
御馳走様で御座んした。m(_ _)m∠※
「放香堂加琲」さんのHP☆彡