已然にも同じ内容の記事を書いてますが、
今の数名の塾生の勉強姿勢を見ていて
改めて伝えたいと思ったので
書いておきます。
みんなが大人になり、
社会人になって、
信用される人間になるための重要な要素の1つが
「危機管理能力」が備わっているかどうか
です。
以前勤めていた塾で
私が総務部長を務めていたとき、
内部外部問わず
さまざまな勉強会に出席し、
「危機管理」に対する勉強をたくさんしました。
例えば、
ある仕事を指定された期日までに完璧に仕上なければいけない
とします。
その準備段階で
真っ先に取り組むべきことは
その仕事を完遂する上で
考えられる不安要素を一つ一つ洗い出し、
それらを排除するために
どう進めていけばいいのかを計画すること。
その際に計画に組み込まなければいけないのは、
一見仕事内容とはかけ離れている
「不測の事態」
を想定に組み入れることことです。
例えば
仕事をしている期間
自分の体調が常にいいとは限らない。
家族の体調が悪くなって
お世話をしなければいけなくなるかもしれない。
天候悪化のために
いつもの交通手段が時間通りに動かない、
最悪、利用できなくなるかもしれない。
そんなことも踏まえて準備をします。
塾生には
この塾に通い
勉強の仕方を身につけることと同様に
「危機管理能力」
を勉強を通じて身につけてほしいと
私は強く願っています。
だからこそ、
その仕掛けを
塾でのルールの徹底や
日々の学習指導の中に
盛り込んでいるわけです。
何を持ってその素養を身につけさせたいか。
それは
「約束の期日までに課題を終わらせる」
こと。
至って当たり前のことだと思っているでしょうが
事はそう単純じゃありません。
課題も様々で
「来週の授業までに課題の丸つけをすべて終わらせる」
という、テキスト2ページ程度の通常授業での宿題や、
「〇週間後までに、テストの復習ノートをつくる(切り貼り)」
という、人によってはプリント10枚程度になる大量の課題など、
課題の量
中身
期間
は学年などに応じてバラバラ。
この課題を生徒たちに出すと、
初めはうまく終わらせられず
厳しい指導を受けた子が、
徐々に先のことを考えて行動し始めるようになります。
中には
何度同じ指導を繰り返しても
自分の能力を過信して、
期日ギリギリにならないとやらない
受験に最も失敗しやすい習慣が
いつまでたっても変えられない生徒もいます。
それでもこちらは言い続ける。
それでも変われない場合
そのほとんどは塾を辞めていきます。
それはそれで仕方がない。
一度引き受けた以上
塾を続けてほしいから指導を妥協するなんて選択肢は
はなっからありません。
二週間後までに課題を終わらせなければならない場合、
部活動の予定、
親の送迎のこと、
それまでに自習に来られる回数などを把握し、
普段の宿題は当然のこと、きっちり課題を完璧にこなす。
個人の差というは
課題を終わらせた先にあって
期日を待たずに終わらせる子は
その課題でできなかったところの復習までやる子が多い。
当然、当然成績は伸びます。
かたや何度やっても課題を終わらせるのは期日最終日。
慌ててやるから、まとめも雑で、
適当に解答解説を丸写し。
もう終わらせることが目的になってるから
そのノートを使って
後日復習しようなんて頭はない。
そりゃ成績なんて伸びるはずがない。
自分でその勉強の仕方のまずさに気づいて
変えていかないといけませんし、
いつの塾にいる間には
何とか気づかせてあげたいと
私は強く思っています。
どれだけこちらが話しても、
当の本人がその重要性に気付いて、
自ら動き出さなければ何も変わりません。
まぁ、気づいてくれるまで言い続けるのが
この仕事の要諦なんでしょう。