続・伸楽舎の日々

続・伸楽舎の日々

看板もない小さな塾で、愚直に頑張る生徒を応援している塾長夫婦(&時々ワンコ)の日々を綴っています。



伸楽舎は塾生定員が35名小学5年生~大学受験生対象の小さな塾です。



【お知らせ】


※新型コロナウィルス感染症に対する不安を少しでも取り除き、自宅でも塾にいるような
 緊張感・集中力で勉強に向かえるように、動画の一方的な配信ではなく、生徒⇔講師
 双方でやり取りしながら行う「オンライン自学室」「オンライン指導室」を適時行ってます。
・お問い合わせは 0248-72-7772 まで

【開塾時間】


月・火曜お休み
〇水~金曜日:午後4:30~10:30


〇土・日に曜日:午後3:00~10:10

【2024年度大学合格実績】


〇横浜国立大学 理工学部


〇宇都宮大学 工学部


〇群馬県立女子大学 国際コミュニケーション学部


〇多摩美術大学 芸術学部



【2023年度大学合格実績】


〇東京大学 文科3類


〇筑波大学 人文学部


〇福島県立医科大学 健康科学部


〇慶應大学 文学部


〇青山学院大学 文学部


〇明治大学 文学部


〇上智大学 文学部


〇立教大学 文学部


〇中央大学 文学部


〇淑徳大学 看護栄養学部


〇文教大学 健康栄養学部


〇東洋大学 文学部


〇成城大学 文学部




「伸楽舎の合格実績」
はこちらから



【オンライン自学室に参加する塾生へ】

「伸楽舎の自学室」
はこちらから



 

テスト終了後、

間違った問題に対して復習していると、

「これ、わかってたんですけど、問題読み間違えちゃって...」とか、

「本当はできたんですよ、でも時間が足らなくて...」とか、

言い訳をしちゃう子がたくさんいます。

 

まぁね、実際そうだったんだと思います。

言い訳しちゃうその気持ちもわかりますよ。

でもね、

その言い訳をしてる間は、

テストの点数って伸びないんですよね。

要は、

本当に実力があれば、

読み間違いをしないし、

仮に一度間違っても、

テスト時間内に気付いて訂正できる実力があるし、

テスト時間内に問題をすべて解き終わらせることができるはず。

つまり

現時点での実力が

「読み間違いをする」

「テスト時間内に終わらない」

程度しかないということ。

それ以上でもそれ以下でもないんです。

そのことを自分自身が認めること。

自分は制限時間に、

その程度しか正確に解くことができない今の実力を謙虚に受け止め、

その改善を徹底的にやっていく。

粛々と。

愚直に。

丁寧に。

 

生徒に対して

こちらからどんなに熱く語りかけても

相手にその思いが伝わらない

なんてことはよくあることです。

どんなに勉強の大切を伝ええても

お子さんには煙たがられるだけ

なんて保護者の方は

星の数ほどいらっしゃるでしょう(笑)

同じ内容でも

第三者の学校の先生や

私たちのような塾の先生が話すと

素直に聞きいれてくれる子は割と多いですが

それでも、どこか他人事で

「なんとかなるでしょ」

みたいに軽く聞き流している子も多い。

それは仕方のないことだと

私は思っています。

だって、子どもたちが経験していないことを

頭の中で実感できるのは至難の業ですから。

 

以前のブログでも書きましたが

毎年、高校1年生には

最初の定期テストが終わるまで

勉強方法や勉強時間について

ほぼ口出ししません。

数か月前に皆が県下有数の進学校に合格したわけですから

自分である程度考えて行動できる子たちです。

各自が考える準備をして

試験に臨んだと思います。

そして先日終わった試験の結果は…

ものの見事にやられてましたね。

現時点でテスト結果を報告に来た子たちは

中学と高校のレベルの差を

痛感したようです。

いい経験をしてくれました。

学生時代に小さな失敗を経験することは

その後人生に良い影響を与えてくれると

私は思ってます。

その後の面談で

早速行動が変わった女子が2人、

今まで来ていなかった曜日に

塾に来て自学をする、

1日の自学時間を伸ばして

塾で集中して勉強する、

塾に来れない曜日は

積極的にオンライン自学に参加する、

模試に向けて、過去問を積極的に解き、

どんどん質問をしに来る、

2学期から新たに受講科目を増やすと決める、

自分自身で経験したからこそ

誰かの指示ではなく

自分の意志で行動を起こせた、

とても大事なことであり、

大きな成長をした証だと思います。

後は継続させること。

一番難しいことですが

きっと頑張ってくれると信じています。

 

「経験は最上の教師である。

しかし、授業料は高くつく。」

 

私の好きな言葉の1つです。

 

【お知らせ】

塾の定員についてですが

高等部が現時点で満席になりました。

よって

中学3年生・高校生の募集は終了となります。

 

また、塾生にお知らせです。

夏期講習中に行う勉強合宿について

現時点で8月18日、19日の定員は残り2名となりました。

おそらく今日で定員となりますので

参加したい人はお早めに。

告知通り、先着順なので定員になり次第締め切ります。

 

このブログでも

いたような記事は何度も書いていますが

大事なことは

その都度何でも伝えます。

 

いい加減な丸つけをする子は

絶対に成績は伸びません。

絶対に。

今年も何人かには

一度だけでなく

何度か注意しました。

注意されるのは毎回同じ子です。

漢字間違い

誤字脱字

スペルミス

それらに気づかず、

いや、気づけず

間違っている解答に

丸を付けます。

その子たちの共通認識は

「丸つけ」をすることで

その勉強が「終了」する

と思っていることです。

だが実際は

まったく「逆」です。

「丸つけ」が終わった後が

本当の勉強の「スタート」なんです。

長く自塾に通ってくれている子は

その意味が分かると思います。

「丸つけ」作業は

「自分ができなかったところ・理解できていなかったところ」

を炙り出す大事な大事な作業です。

自分ができない問題ができるようになって

初めて成績が上がります。

だから毎回「弱点ノート」を作り、

自分にとっての最高の問題集・参考書を

徹底的に作成・復習するんです。

極端な話「丸つけ」というよりは

「バツつけ」なんですね。

問題を解くのと同じように

いやそれ以上に

丸つけは丁寧に、慎重に行うことが

とても大切だと思ってくださいね。