2011.07.01 塔のへつり(福島)
塔のへつりは、福島県会津地方の南会津東部を流れる大川が形成する渓谷で、 1943年、河食地形の
特異例として国の天然記念物に指定されています。
「へつり」とは会津方言で険しい崖の意味を表し、その形状が塔のような形をしている事から「塔のへつ
り」と呼ばれています。
この辺りは、第三系凝灰岩、凝灰角礫岩、頁岩などが互い違いに重なっており、それぞれ浸食の度合
いの異なりが、独特の景観を創り上げています。
また、へつりの岩肌は、新緑、紅葉、雪などともよくあい、四季折々の美しい景観が楽しめます。
例のバイブルには、「塔のへつり」とだけ赤字で書いています。
「へつり」。何だろう?。
今までに聞いたことのない言葉です。
兎に角、帰り道なので寄ってみることに。(帰り道だって。ここから神戸まで帰るのに)。
案外、分かりにくい道筋。やっとのことで、土産物屋が建ち並ぶ広場に到着。
展望台から見たものは、とても自然の力とは思えない綺麗に削られた断崖群。
圧倒される景観です。
「塔」とは、浸食されて造られた石の柱のこと。
規模は違うが、形はほぼ同じ。
それぞれの塔が、名前を持つという。
風雨や川の流れで地層が削られ、沈降によって造られた。
川面に落とす逆さへつりの美しさ。
塔を巡りの岸壁路。巡り可能な路は、吊橋あたりのみ。
景色に見とれていると転落ですね。
岩を登った洞窟に虚空蔵菩薩の本堂が。
ここには確かな信仰が息づいている。
大同2年に坂上田村麻呂が作った虚空像菩薩が、祠の中に祀られています。
「オンバサラ アラタンノウ オンタラク ソワカ」。
水の流れは静かで、周囲の木々や岩陰を映している。
長い年月の力を感じる時間だった。











































