八十八ヶ所巡礼 at 新宿ACB HALL (12/23) | close to the edge

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音楽の話が出来る人が周りにいないので、ここで独り言でも・・・

『one man live 日本万歳』


ラジオで曲を聴いて心惹かれ、

YouTubeで動画を漁って心捕まれて、

ライブへと。

当日券でも\2800(+ドリンク代\600)と安かったしね。


新宿TOHOシネマズの裏あたり、

こんなライブ・ハウスに来るなんていつ以来だろう?

そして決してメジャーとは言えないアーティストのライブに
来るなんていつ以来だろう?

最近はアイドリング!!!かプログレかだったから、こんな客層
を観たのはいつ以来だろう?

かなりマニアック、いや変態と言って良さそうな音楽性ゆえ、
てっきり男が多いのかと思いきや若い女の子もたくさん。


そう、その音楽性。

ラジオで聴いた 『絶妙Σ』 は、このバンドにしてみればかなり
判りやすいポップな曲だと思うが、敢えてジャンルを考えると、

“プログレッシブ・パンク”

とでも言えるのかなぁ、、、

「プログレな女の子が、パンクな野郎に手籠めにされちゃって、
 ―でもプログレな女の子は実はHM/HR野郎なパパの子で―
 そんなプログレ・ママとパンク・パパの子供」

、、、下衆いな、この例えは。でもこんなもんだよ、たぶん。


女の子みたいなボーカルに、登場から上半身裸のドラマーに
へヴィメタあんちゃんなギターと、音楽性も変態ならメンバー
の見てくれも変態、

でもものすんごいテクニックの応酬、

プログレちっくに変(態)拍子だったりもするけれども、そんなの
感じさせないぐらい強引に躍らせる疾走感がたまらなくかっこいい。

頭から殆ど曲間無く矢継ぎ早に繰り出された6曲が終わった時点
でもうすっかりファンに。

それでボーカルが初めてMCで喋り始めれば、これが今迄かっちょ
いいベースを弾き捲っていた方ですか、という程ゆるゆるで(笑)

「今年何あったか覚えてるか?」

と、ここからは今年を総括するということでカバー曲大会。
(ツアーでカバーを披露するというのをバンドに課していたとのとこ)

くるり 『青い空』
ゆらゆら帝国 『太陽のうそつき』
BLANKEY JET CITY 『赤いタンバリン』
THE YELLOW MONKEY 『Sweet & sweet』
MO'SOME TONEBENDER 『未来は今』
ゆらゆら帝国 『夜行性の生き物3匹』

「ゆらゆら帝国が解散したから仕方なくここに来ているんだろう」
と紹介された最後の曲で、会場皆テンションが異様に上がって
いたので、なるほどこの客層はそういうものなのかと納得。

自分はイエモンのカバーが良かったなぁ、知らない曲だけど。

で、カバー大会の後はまたオリジナルに戻って最後まで駆け
抜けていった。

一旦引っ込んでのアンコールでは、ボーカルがクラウド・サーフ
(っていうのかな。私も肩お貸ししました!)してPAコンソールの
ところまで行って煽りに煽ってまた戻るという、‘おじさんにはよく
判らないよパフォーマンス’で盛り上げていた。

とにかくかっこよかった。

だけど残念なのはPAで、いやこんなライブ・ハウスなら仕方ない
のは判るんだけれども、基本グワングワン鳴り響いている感じで
―特に後半、ボーカルの 「もっとエコーを!」 という謎のお願い
で本当にリバーブを上げるものだから余計にグワングワン…

ライブ冒頭久し振りにこういう音響で聴いて、あぁつらいな、と
思っていたら3曲目、あのラジオで聴いた 『絶妙Σ』 あたりで
改善しカバー大会終わりまでは良かったのに、最後のパート
からアンコールは殆ど何を演っているのかよく聴き取れず。

しかも久々に経験するライブ終わりでの難聴。

複雑なことを演っているなら、ある程度分離の良い音で聴きたい
もの。

と言って、洗練されたらされたでこのバンドの魅力を削ぐことにも
なりそうで。


でもでも、すごく寒かったし、お疲れ気味だったけれども、行って
良かったな!





『絶妙Σ』



曲も異様なら視聴再生回数も異様な 『仏滅トリシュナー』