注:映画の内容(核心部分も含む)に関する記述があります。
監督:シェーン・ブラック
出演:ロバート・ダウニーJr、グウィネス・パルトロー、
ガイ・ピアース、ベン・キングズレー 他
パート1・2を観たこと無いのに、『アベンジャーズ』 が面白かったので
シリーズ初鑑賞。
『アベンジャーズ』 から1年後の設定。
あの戦いで強大な敵と対峙したことによって、アイアンマンである主人公
(ロバート・ダウニーJr) がパニック症候群を患う。
今作はそこからの再生、という側面も描いている。
ただ 『アベンジャーズ』 でのアイアンマンはひたすら強かった印象しか
なく―むしろ追い詰められていたのはキャプテン・アメリカあたりだった
様な―この設定は必要だったのかな。
今の時代、ただ強いだけのヒーローよりは苦悩するヒーローを描きたい
のは判るが、それにしても設定に無理を感じる。
そもそもそこまで主人公の苦悩も伝わって来なかったし、再生という面
も判り辛かったし。
マンダリン (ベン・キングズレー) というテロリストの存在が面白い。
いかにもなイスラム系の風貌でアメリカに対する敵意剥き出しの極悪
非道というありきたりな描き方の敵の存在。
かと思いきや、実はただの役者が演出で操られているだけ、というのは
別にこの映画オリジナルのものでもないが、ベン・キングズレーの怪演
もあって―それだけに正体をバラす処のコミカルな演技との対比もあり
面白い。
ただその正体が判るまでの描写が坦々としていて、衝撃度が小さいの
は残念なところ。
CMでも写る、主人公の邸宅をヘリで爆撃のシーンは凄い迫力。
むしろクライマックスの、アイアンマン大集合でのドンパチより楽しい。
この2つ以外はアクションシーンであっても案外坦々としているのだが、
飽きさせない構成になっているのは、『アベンジャーズ』 同様。
ただ今回3Dで鑑賞したが、わざとらしい3D演出にしていないのか、
それとも実際控えめな3D演出だったのか、はてまた3Dと思わせない
程自然な3D演出だったのか、はともかくあまり3D的楽しさには欠けて
いたかな。
ちなみにエンド・クレジット・ロールが全て終わった後に、短いおまけと、
来年公開の 『マイティーソー』 予告編あり。