映画鑑賞 『009 RE:CYBORG』 | close to the edge

close to the edge

音楽の話が出来る人が周りにいないので、ここで独り言でも・・・

注:一部内容に関する記述があります



モデリングでキャラクターの外観を決め、自在に動かせる様に
関節などを設定し、トゥーンシェーディングという処理を経て、
最終的にはセル画調の画像としてアウトプットされる、

セットは、実写映画の様に立体的に組み立てられている為、
その場でカメラ位置を動かして、実写の様に完成レイアウト
を決めたカットも多い、

などとパンフレットの解説を読んでも自分にはなんのことだが
よく解らない‘3DCG’という手法で描かれた映像は悪くない。

しかし、この映画のPVを公開したところ、自らのラブコール
で実現したという‘スカイウォーカー・サウンド’のサウンド
デザイナーによる「圧倒的なクオリティの効果音」というのが、
自分が観た映画館では能力を発揮出来ていなかったのか、
イマイチ。

なので、静寂・荒廃といったシーンは素晴らしいのに、大爆発
のシーンなど映像とSEの相乗効果に拠って迫力が生み出さ
れるはずのものは緊張感に欠けていたし、009の特殊能力で
ある加速装置というのが充分に表現出来ていたかは疑問。


そして肝心のお話。

東西冷戦下に生み出され平和の為に闘ってきた‘ゼロゼロ
ナンバーサイボーグ’達所属の財団が、冷戦終結後、闘う敵を
失い財政が苦しく解散せざるを得なくなり、サイボーグ達は祖国
に戻っていたが、新たな世界的テロ発生に再び集結という発端
は、現在に‘009’という素材を復活させるのに悪くない設定。

問題はその‘敵’。

パンフレットには「この現代を生きる人々に“現代に於ける正義
とは何か”を問いかける壮大な物語」とある。

大風呂敷を広げるのは結構だが、回収出来るはずもなく、また
難解にならざるを得なく。

それでももっともらしい描写であとは各個人の想像に委ねるよ、
といった映画が多い中、まだ説明をしようとはしている。
解り辛い―本音は自分が理解出来ていたのか怪しい―ながら
も納得はするが、限りなく投げっ放しな感じ。

‘009’というものを復活させるからには、それに相応しいものを
と張り切り過ぎ、思い入れ込み過ぎだったのかな。

2時間程で処理し切れる題材でもないし、挙句9人の活躍を描き
切れないと見たか、007、008は早々に姿を消してしまうし、
無理に002と009の確執なんて余計なものまで入れようとするし、
全てに無理を感じる。

そんな中途半端と言わざるを得ない内容でもかなり上質の映画
だったのに、、、
、、、エンディング部分が余計だよ、どう考えても。


結局一番の見所はエロい003 フランソワーズ。。。