好きならGreen Gartsideさんでしょう、やはり。
そんなGreenさん率いるSCRITTI POLITTIがベストアルバム
をリリースしている。
SCRITTI POLITTI 『Absolute』

来年レコード・デビュー30周年となるので、その前の一区切り
といったところだろうか。
CDのブックレットには「The journey of Scritti Politti is one of
pop's strangest stories.」と題された文が掲載されているが、
何より驚きなのが、ブックレットの最後のページに載っている
ディスコグラフィー。
SONGS TO REMEMBER [1982]
CUPID & PSYCHE 85 [1985]
PROVISION [1988]
ANOMIE & BONHOMIE [1999]
WHITE BREAD,BLACK BEER [2006]
改めて驚く、30年で5枚!
5枚しかリリースしていないのにベスト・アルバム。
といってもアイドルがベスト盤をそれぐらいのペースで出して
しまうのとは、重みがまるで違うが。
『Cupid & psyche 85』の成功が大き過ぎた為なのだろうか。
『Anomie & bonhomie』からの1stシングル『Umm』で、漸く
帰って来てくれたと喜んだのも束の間、アルバムはヒップホップ
色の強いモノで、余り好きにはなれなかった。
『White bread,black beer』に至っては存在すらほとんど
忘れていた。
『Cupid~』が素晴らし過ぎた。
このベスト・アルバムでもそこからのシングルが頭から5曲並ん
でいるが、今聴いても全く古さなど感じない。
特にシンセの音色の、その色褪せ無さは驚異。
このアルバムには2曲 新曲が収録されている。
以前のポップでメロディアスな路線に戻っているのは喜ばしい
ことなのだが、そのサウンドはとても‘今時’な音をしている。
たぶんこの音では、『Cupid~』が26年を経たようには、経年
変化に耐えられないだろう。
『Cupid~』の格の違いばかりが浮き彫りになる、ある意味
罪深いベスト・アルバム。
Green Gartsideさん、PVに比してのWikiの写真からは、
長年に渡る苦悩が感じられる。。。
この人のアンテナに引っ掛かったのは、やはり凄いことだ。