タワーレコード各店で細々とやっているクリアランスセール。
‘えさ箱’の中身を丹念にチェックする人は少ない。
かなり寂しい内容なので当然か。
そんな中に埋もれていた一枚きりの『YES REMIXES』。
これ2003年には日本盤もリリースされていたが、雑誌などで
良い評価を見たことがなかったし、そもそもリミックスものが
余り好きでもないので、回避していた一枚。
今回は¥290(!)なので大きなケガをすることもないだろう
と買ってみた、、、
、、、そんなたった¥290が、大損したように思えるくらい聴く
価値のないものだった。
曲のフレーズをサンプリングした基本4打ちのダンスリミックス
となっているが、『Tempus fugit』、『Sound chaser』などは
本来曲にあったグルーヴや疾走感が却って削がれていると
いうダメダメな出来。
聴いていて全く気持ち良くない。
リミックスをしているのは、Steve Howeの次男Virgil(名義は
The Verge)。
DJでもあるのだがドラマー(ちなみに長男Dylanもドラマー)
で、現在はLITTLE BARRIEというバンド(これは結構好き)
に在籍しているが、グルーブを司るドラマーにして、このセンス
は如何なものか。
こんなCDでも価値を見出すとすれば、それは無駄に凝った
アート・ワーク。
ブックレットは半透明の紙で4ページにY・E・Sの3文字と背景
がそれぞれ印刷され、4枚重ねるとYESの例のロゴが完成
される仕掛け。
更にプラスチックの外箱があり、表はYESロゴの部分のみ、
裏は曲タイトル、レコード会社クレジットのみ透明、残りは白く
なっている、という細かさ。
お金を掛ける部分が激しく間違っている一枚。
¥290で叩き売りされる意味が良く判ったよ。
