イギリスの雑誌「FHM」のインタビューで音楽活動からの
再びの引退の意向を表明したらしい。
(TOWER RECORD ONLINE ニュース
より)
モータウンのカバー・アルバム『Going back』をリリースし
引退撤回かと見えたが、やはり思った以上に身体の調子が
宜しくないみたいだ。
いや、身体の調子が、、、という原因での引退表明なら残念
ながらも仕方がないと諦めもつくが、引っ掛かるのはもう一つ
の理由。
彼曰く、
「現在の音楽シーンに自身の居場所はない。
過大評価により予想以上の成功を収めてしまった為、ファン
が自分の音楽から離れた。
皆が自分のことを嫌いになったのは、別に驚くほどのこと
ではない。
私がいなくなっても誰も悲しんだりしないだろうしね。」
あの陽気なPhil Collinsの発言とは、にわかには信じ難い。
いったいここまで彼を追い詰めてしまった原因は何なのだろう?
ポッと出の新人アーティストがメディアに持ち上げられ時代の
寵児みたいな扱いを受けた後、凋落し精神バランスを崩して、
上記のような発言に至ったのならまだ理解出来る。
しかしPhilは子役としてデビュー以降、ミュージシャンとしても
バンドでソロでと成功の裏で、不遇の時代も経験してきている
訳で、そういう人の発言だけに、深刻な心の悩みが伝わって
来るというもの。
一つ考えられるのは、以前の発言で
「(身体の不調でドラムが叩けなくても)心配することはない。
僕はまだ歌えるから」
というのがあるが、根っからのエンターテイナーであり、そして
なによりミュージシャンである彼にしてみれば、ドラムも叩けず
満足にステージもこなせないことで、他人には想像も及ばない
程、心のダメージを受けているのかもしれないということ。
そう思うと、切ないな。
寂しいけれど、お疲れ様でした、ゆっくりとお休み下さいませ。。。