ASIA at CCレモンホール (5/14) | close to the edge

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音楽の話が出来る人が周りにいないので、ここで独り言でも・・・

オリジナルメンバー4人で再結成したASIAの
07年、08年に続く3度目の来日公演2日目。


07年、リユニオンを果たして間もないからか、
実は演奏もアンサンブルもかなり危うかった

が、それを打ち消す(と言うより、覆い隠す?)
各出身バンドのカバーや、代表曲オンパレード
が楽しく、なによりこの4人が同じステージに
立っているのを観れる喜びに溢れていた。


08年、自分が観たのは‘1stアルバム再現日’。

この選択がそもそも良くなかったとは思う。

この4人では25振りになる新作『Phoenix』を
携えての公演にも関わらず、新曲は2曲ほど、
カバーも前回と同じチョイス、アルバム全曲
再現パートがあるのでライブとしてのサプライズ
な選曲が少ない、と予定調和的とも言えるものが
目立った。


そして更なる新作『Omega』を引っ下げての今回、

断トツに素晴らしいライブだった。

演奏、アンサンブルも大充実。

いや、技術面だけでなく精神面的にも、最初の結成
以来実は初めてなのではという程、現在の4人は
最も結束が強まっているように感じられる。

その充実振りは、ニューアルバムからは5曲選曲
されていたが、ライブのオープニングとしてさっそく
披露したり、カバーをなくし全曲オリジナルで固め
たりということからも伺える。

Howeのソロ(『Mood for a day』!)を挟んだ後の、
Wetton、Downesの2人だけで始まった『The smile
has left your eyes』、Howe、Palmerも加わっての
後半から特にアンサンブルに勢いが増して来て、その
まま本編ラストまで突っ走って行ったような感じだった。

Palmerのドラムソロも過去3回の中ではベストだと思う。
年齢を重ねる毎に迫力も勢いも増していくという凄さに
頭が下がる。

ところで観客への深々としたお礼の仕方など、端々に
人柄の良さが滲み出ていた。改めてEmersonやLakeと
いったアクの強い人達とよく一緒にやっていたものだと
思わずにはいられない。

アンコール一曲目は、『Go』。
オリジナルのギターがHoweではない曲を取り上げたところ
でも、エゴもなくなりバンドとして結束力が高まっているのだ
と判る。

この曲Wetton-Downes公演でも演っていたことがあって
改めて曲のかっこ良さを認識していたので、再びライブで
聴くことが出来て良かった。

しかしなぁ、この曲を選曲したからとは思わないが、一番好き
な『Wildest dream』が外されてしまったのは残念だった。

現在のバンドの勢いを以ってしてのこの曲が聴きたかった、
絶対メチャクチャかっこ良いはずだよ…


神奈川、大阪、名古屋公演はこれから。
たぶん当日券も出るだろう。(渋谷2日間も完売ではなかった)

行こうと思えば行けるけど迷っておられる方は、是非とも観に
行くことをお勧めします。


今年はEL&Pが一時的かもしれないが復活する。
YESも特にAndersonが動けばHoweはそちらに心が大い
に動くだろう。

しかし現在のASIAは最高だ。

是非活動を継続し、またアルバムを制作、来日して欲しい。
願わくばバンド本来のコンセプトとは違うのかもしれないが
大作も聴いてみたい。今の充実振りが反映されたら凄いもの
が出来上がることだろう。


会場に行く道すがら、若い女の子2人が、「チケット譲って
下さい」という紙を持って立っていた。

あれは観客の年齢層が高め対応の新手のダフ屋さんか?