録画してあったのを漸く見た。
様々なアーティストがコラボレーションしてカバー
をやるという趣旨で、メインは30分近くに及ぶ
カバーメドレー。
これたぶん、昨年の小田和正『クリスマスの約束』
(TBS)に影響を受けたものだろう。
出演者はあれに比べると若手中心。
そこに話題性の坂本冬美、そしてなぜか木村充輝
といった不思議な人選も。
というか人選的にはともかく、木村充輝にYUIの
『Che.r.ry』を割り当てるといった不思議を通り
越した選曲。
観ていて気の毒さしか感じなかったが、本人は
意外に楽しんでいたようにも。
徳永英明の登場回数がやたらと多かったが、
選曲は彼のカバーアルバムからのものばかり。
研ナオコや古内東子といった珍しい人選はこれ
絡み。
徳永英明のプローモーションありきの番組作り
だったのかもしれない。
あまり好きではない曲も彼が歌うと素敵に聴こ
えるから別にそれでも良いのだが。
miwaとかまやつひろしのバックでFRIED PRIDE
のギター横田明紀男が登場するもソロ一つ弾かず
随分贅沢というか勿体無い使い方するな、と思って
いたら、その後ボーカルのshihoと一緒に出て来た。
アルバムで様々なカバーをやっている故の出演なの
だろうか。
そんなFRIED PRIDEは坂本冬美と『リバーサイド
ホテル』をやっていたが、井上陽水のオリジナルでは
都会の情景を自分は思い浮かべていたのだが、今回
shihoが歌うと、アメリカの田舎が、そして坂本冬美で
は日本の片田舎の情景が自分としては浮かんだ。
歌い手の声や歌唱法によって見える風景が違うという
のは当たり前のことかもしれないが、しかしそういう
風景を聴き手に思い起こさせることが出来る歌手自体
が最近では減って来ているのではないだろうか。
単純に幅広い声域を持っている、音程が安定している
といった面での歌の上手さだけでは不可能なことだ。
それはともかく、風味堂の渡和久がバックで淡々と
キーボードを弾いているだけというのも気になったが、
なんといっても、加藤いづみ様がただのバックコーラス
とはどういうことですか???
そう言えば、上記の小田和正『クリスマスの約束』の
以前の回でもバックコーラスのみ、堂本兄弟でも
そんな扱い。
勿論それだけ上手いし、他人に良く溶け込む声質など
を評価されての起用は確かだと思うが、それにしても
不憫だ。
この人の声が大好きな自分にとっては、寂しい。。。